煙を向けると吸引ファンに引き込まれて導入路筒に流れていく
やっと知的所有権の特許が下りました
まだ試作品程度でどこにも誰にも売り込んでいません
この製品はコロナウイルスの一般に言われている習性を利用してカラオケ等でできる限り感染しないようにと考えて造っています
コロナウイルスは人間の体の中に入るには保菌者が喋る時とか歌う時に出る唾の飛沫に乗っかって誰かの体内に入り込みます
例えばウイルスは鼻の穴からふぁふぁと突然飛び出して空気中に漂いながら人の体に入るようなことは殆どありません
だから空気感染はしないのだと言われています
この器具は歌う時に出てくる飛沫を口のすぐ前にある反響版に取り付けられている殺菌マットに付着させで直ちに殺菌します
更に反響版からはみ出る飛沫についても導入路筒に取り付けられている吸排気の換気扇を取り付けていますから呼気と一緒に吸引します
そして換気ファンに取り付けられた小さな殺菌マットで更に殺菌して呼気を外に排出します
医療器具ではありませんからコロナウイルスを確実に排除できるというものではありません
今はマスクがベストとされていますが少なくともマスクよりははるかに感染予防になるのではと思って作っています
カラオケの場合はマスクをしたままでは歌えないし、マイクだって確実には消毒はできないし・・
この器具にはピンマイクを取り付けていますからマイクの消毒は必要ありません
この器具の本来の目的は骨伝導補助機なのです
例えばコーラスなどの場合に大勢の人たちの中で歌う時に自分が発している音程が他の人の声でかき消されて自分自身の音程が解らない場合があります
また、伴奏の中のメロディーに自分は合わせて歌っているつもりでも他人が聞くと例えば半音下がっているとか上がっているとか少しずれていると言う場合があります
人間はメロディーを耳で聞き脳に伝えてそして喉を震わせて音程にあった音声を出して更に骨伝導で耳に伝えて確認して歌っています
この骨伝導には人によっては耳に伝えることが優れた人とそうではない人がいます
つまり歌が上手な人はこの骨伝導が優れていて、そうではない人は自分が出している音声の伝わりがあまり正確ではないのでメロディーからずれていても本人にはわからないという事らしいのです
時々見かけますが歌う時に掌を耳に当てて歌う人がいますがこれは自分が出している音声をより大きく聞きたいと言う仕草だと思います
自分が出している自分の声を大きく自分の耳に届ければメロディーと合っているかずれているかが良くわかると思うのです
この器具は自分の出した声を反響版を通じて導入路の中を通り直接自分の耳に届けます
一般的には自己音声認識装置と言われています
私などは骨伝導の性能が悪いのでなんとか精密採点で点数を上げようとこんな風な機械作ってみました
たいして点数は上がらないけれど人によっては急激に点数が上がる人もいます
量産の製品化はもう少し後になりそうです