久し振りのブログ更新です
8月と9月は県立高等学校の体育館の改修工事に参加していました
今月は高等学校の道路向かいにホテルがありそのホテルに連泊して工事をしていました
この町は歴史遺産がある街でとても静かできれいな山間の街です
一週間以上も滞在していると町の雰囲気が良くわかります
今のホテルは朝食はあるけど夕食は無いとか夕食は弁当にしているとかコロナが発生してからホテルの様子もだいぶん変わりました
夕食が無いなら皆で飲みながら夕食をという昔のパターンは全く無くなりました
近くのスーパーで弁当を買ってホテルの部屋の中で一人でテレビを見ながら食べるというまったくつつましい生活です
仕事に専念できると言えばそうなのですが仕事は嫌いではないけれどそればかりで他に何もないとなると人間は行き詰まってしまう
この街には広い大きな運動公園が山の上に有って仕事を早めに切り上げて広い誰もいないグラウンドでウインドミルの練習です
今年のシニアの都大会が雨で延期になり10月になりましたのでそれまでにじっくりと投げ込んでおきます
校舎の壁面のひび割れ注入工事が私の専門の仕事なのですがこの県は低圧注入が盛んで公的な改修工事には必ずひび割れ補修があり低圧注入の技術も他県などよりは遥かに技術が進んでいます
役所の建築課の方達も低圧注入についての知識は半端ではありません
建物を大事に長い期間使うのだというこの県の担当者の気持ちがひび割れについても拘って改修工事をしている事が現場にいて良くわかります
東京都は解っているのかい?
練馬区の本庁舎のひび割れを工事している時に施設の担当の方が区長はこの建物を100年持たすと言っているからしっかりひび割れを調査して・・・・なんて言われたこともあったにはありましたけど
学校なんてひび割れ補修は表面を削り溝を造りUカットしてシーリング材で補修するなんて未だに原始的な事をしているようでは建物は長持ちしないですよ
この県は私の低圧注入器具『フロッグ』も設計指定になっていて嬉しく感謝してます
自分で造り上げた製品を自分で現場で施工してそして誰にも邪魔されないで黙々と仕事ができることに本当に感謝しています
いい仕事をしますよ任せて下さいませ
ひび割れの幅には適合した硬さの樹脂が必要なので超低粘度型のエポキシ樹脂から注入を始めて、フロッグにそのエポキシが無くなったら次の硬さの低粘度型のエポキシ樹脂を追加注入をして更に無くなったら最後の仕上げは中粘度型のエポキシ樹脂を注入してそして完了です
低圧注入はトコロテンの突き出しと同じで表から樹脂を入れると裏側に樹脂は押し出されますがひび割れの中にはエポキシ樹脂は残っています
10月にもまたこの好きな街に来ます