低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

梅雨時は仕事が重なります

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今日よりテナントビルの地下室の止水工事です。

この建築会社の朝礼は少し変わっています。

朝礼は土木も建築もラジオ体操から始まりますがこの現場の場合はラジオ体操ではなく適当な柔軟体操か

ら始まります。

日曜日のソフトボールの練習の時のようです。

朝礼は下請け各社からKYの報告をします。

KYとは空気を読めないではなく危険予知なのです。

今日もがんばろう・・・おぉ・・で終わりなのですが

トンネル工事のときに私が当番で『今日も笑顔で楽しく頑張ろう・・・』といったら大うけした事がありま

す。

サラリーマンから転進したばかりだったのだから解らなかったものね。


切り付け部分からの漏水に付いては基本通りの施工方法と言うのはありません。

過去には、今でもありますが漏水した箇所のコンクリートを深くハツリ漏水している箇所を探し出しそし

て急結セメントで押さえつけて止水する方法があります。

私の場合は写真のように切り付け部分に溝を造りその中にネットパイプを装填してそしてフロッグを取り

付けてシールをしてから水中硬化型のエポキシ樹脂を低圧で充填します。

これなら現場を汚さないで確実な止水が出来ます。


止水は大変だと逃げている職人さんは多いのですがぜひこの方法を知って欲しいと思います。

止水が出来て現場の担当者とかお施主さんに感謝されるとこちらも嬉しくなります。

もう、お金は要らないよ・・なんて、言いたいけど・・言わない。

明日は注入です。