2007-01-01から1年間の記事一覧
フロッグの製造、販売を初めて丁度二年が過ぎました。 早いもので、この二年間は色々と変化がありました。 その進捗状況では期待通りのものもありましたが、全般には期待通りとはなっていません。 確かに九州から北海道までの色々な地区で使われたりはしてい…
天井面のように下方向から樹脂を注入するには壁面、床面とはその樹脂の硬さが変わってきます。 ひび割れの中に樹脂を注入する場合はひび割れ幅に適合した樹脂を入れないとせっかく入れたのに時間とともに下の方に流れ出してしまったり、また硬すぎて入らなか…
写真は4年前に雨漏りするからとひび割れにUカットして補修したものです。 写真でははっきりとは写りませんが遠くから見ると派手にミミズが這っているように見えます。 この建物は大型スーパーの店舗ですがオーナーは気にならないのでしょうか。 このひび割…
写真はひび割れ幅が8㎜以上もありますが、補強するなら低圧注入がベストなのです。 この建物の改修工事の仕様ではUカット工法だつたのですが、建物の為にはひび割れの中にエポキシ樹脂を充填する方が遥かに良いと言う、しつこい程の私の説明で仕様を変更して…
写真はコンクリートの中の鉄筋、スチール製サッシ枠が錆びてコンクリートを中性化して爆裂している症状です。 こんな風にコンクリートが脆くなっているのを見ると中性化は建物を崩壊させてしまうと改めてそうなんだと感心します。 この建物の躯体の下地補修…
上の写真は水道局の建物で内部から低圧注入している状況です。 下の写真はそのひび割れたところの裏側の外部の写真です。 今回の注入の条件は外部のタイルを汚さない事、但しエポキシ樹脂はタイルまで到達させる事なのです。 注入を経験している人ならそんな…
今週やっと念願の新しいカタログができあがりました。 今までの物とは随分違います。 写真を入れましたから解りやすいのではないかと思います。 出来上がってしまうと色々と物足りなさもありますが、今の私の力からすればまずまず満足です。 このカタログを…
写真は先週に施工した現場です。 建物は自治体の福祉センターです。 二年目でひび割れが発生して低圧注入で補修をしました。 この場合に低圧注入工事で要求される事は 1.エフロ、雨漏れは再発させないように確実にひび割れの中に樹脂を充填する事 2.低圧注入…
注入口があり注ぎ足し機能を持っている器具の場合は、最初の超低粘度の樹脂を入れる時に樹脂の動きを観察しながら、そして圧力を調整しながらの注入ができます。 その時にひび割れの中に樹脂が入っていくスピードなどを観察してひび割れの中の状態を推察しま…
写真のなかで占有率が比較的高い器具は注射器タイプの輪ゴムの力で注入する器具です。 業界でこの輪ゴムタイプの商品を見せるとかなりの人が知ってるようです。 その歴史はかなり古く30年前ぐらいからあるのではないかと思います。 その機能はその当時から殆…
写真は注入が終わってから仮止めシール材を撤去しているところです。 剥離性の仮止めシール材は下地を殆ど傷をつけないままでひび割れに注入ができるのですが、コンクリート粗面については写真のようにその跡のシミが残ります。 コンクリートの粗面を生かし…
写真は100㎜厚さのALC版の角部分のひび割れに注入している状況です。 ALC版のひび割れた内部は独立した発泡した穴が繋がっていますから、入っていくエポキシ樹脂はコンクリートの場合に比べ倍以上の量が必要です。 建築中のS造の中層(14F)の建物ですがひ…
写真は上の方は駐車場の内部からの低圧注入の施工中です。 下の写真は外側にあふれ出したエポキシ樹脂です。 この部分のひび割れ幅は平均で0.3㎜です。 フロッグで注入できるのはひび割れが貫通していれば最少0.05㎜までは充填ができます。 フロッグでの低圧…
天井面からエフロが出ていると言う事は、ひび割れから長い間雨水が漏れていたのでしょう。 低圧注入のフロッグは問題なくこのひび割れの中にエポキシ樹脂を充填ができますが、濡れている所には通常のエポキシ樹脂ではせっかく入れても接着ができません。 少…
写真はマンションの擁壁のひび割れ補修です。 上の写真はひび割れにフロッグにて低圧注入を行っている状況です。 下の写真は6年前にUカツトしてシーリングを行い更に樹脂モルタルで表面を処理していた箇所です。 施工した後が再度ひび割れをして更に雨水が…
写真は公的な建物です。 完成真直の建物で設備なども殆ど出来上がっています。 ひび割れは一定の方向性がありますので構造によるひび割れの発生だと、解りやすいひび割れです。 ひび割れから雨水が漏れてきて補修となりました。 ひび割れからは遊離石灰が流…
写真はサッシのすぐ側にひび割れが発生している箇所です。 ひび割れは貫通していますからむやみに樹脂を注入すると外側の仕上がった外壁を汚してしまいます。 低圧注入工法で樹脂を途中で止めると言う事は経験と勘が物を言いいます。 任せてください、私なら…
写真は2年目にシーリング材が破断して、その部分を補修したのでしょうが再び劣化して破断した症状です。 シーリング材のグレー色の部分は古い変性シリコーンシーリング材で白い箇所は2年前に補修したウレタンシーリング材です。 新しく補修したほうが早く劣…
写真は通路の手摺壁に継足したモルタルが浮いてひび割れたものです。 こんな場合には上に穴を空けてそこからグリースポンプの高圧で樹脂を注入する方法がありますが、私の場合は低圧注入工法を薦めます。 高圧で注入するのは簡単で安価ですがせっかくの小さ…
地中梁の付近の基礎の壁とスラブの切り付け部分からの漏水です。 この部分は湧水ピットともなっていますのでこの部分からの漏水はさほど大事ではありませんが、外部からの地下水の浸入はコンクリートに隙間があるということですから止水はしておくべきです。…
スケッチをスキャナーでは掲載できませんので一度写真にして掲載しています。 見にくいでしょうがひび割れの方向を見ていただきたいのです。 大げさなひび割れですが。 コンクリート構造物のひび割れの原因の一つに構造によるものがあります。 お客さんの苦…
外壁のタイルが割れるということは躯体のコンクリートにもひび割れが発生している可能性が多くあるのです。 コンクリートに対してタイルの接着が良い場合はコンクリートがひび割れると必ず外壁のタイルも割れてしまうのです。 タイルの接着が悪くていわゆる…
今日はひび割れ注入の話から離れて本の話し 12年前に出した本なのですが絶版になつて5年にもなるのにインターネットを通じて購入すると図書カード付きの新品が送っているのはどうしてなのでしょうか。 誰かが沢山買っていたのでしょうか。 それとも素人には…
写真は新築マンションのタイルから白いエフロ(通称)が流れ出している為にそれを防止する為にひび割れにエポキシ樹脂をフロッグで低圧注入しているものです。 鉄筋コンクリートの建物の外壁にひび割れが発生した場合、そのひび割れの中に雨水が侵入してして…
写真は築後4年目のマンションです。 引き渡して1年目に天井にひび割れが発生し注入して補修したのですが、今年になって再び同じ位置にひび割れが発生。 クロスを剥がしてみると前回のひび割れ補修した箇所に平行して新しくひび割れが発生している。 どうい…
写真はひび割れ幅を測定しているところです。 ひび割れの幅によって充填するエポキシ樹脂の粘度を決定します。 ひび割れの方向性とか曲がっているとか、真っ直ぐだとか枝分かれしているとか、この調査で建物の様子が少しですがわかります。 最近、仕事も、遊…
写真はフロッグのMAXラインまで注入した状態です。 この状態から数分後には樹脂はなくなりました。 ひび割れの中が裏側まで貫通しているのでしょう。 このMAXラインまで樹脂がある時は上の空間には空気が圧搾されていてその圧力は0.2Mpa(2kg…
眠れないのは単に昼寝が長かったせいで、何かを深く考えているとかそんな格好よいものではありません 昨日から、この界隈では各町内でお祭りがはじまりました。 昼間からあまり飲めないお酒を飲んだせいで昼寝が長すぎたのです。 20日からはふくろう祭りが…
写真はエポキシ系の仮止めシールの使用方法です。 速乾タイプのエポキシ系シール材は可使時間(固まるまでの使用できる時間)は10分程度なので面倒 でも器具の取り付けは一個づつ行ないます。 台座の上に三角状に盛り上げます。 そうすれば、ひび割れの上に押…
写真は剥離性シール材の撤去状況です 剥離する時に後で掃除するのが面倒なので細かく切れないように取り外しています。 この仮止め剥離シール材は2成分型のウレタン系です。 下地はモルタル仕上げの上にアクリル系の塗料が塗布されています。 築後1年未満の…