低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

モルタルの浮き注入工事にはこんな問題点も

昨日と今日は雨。 昨日は台東区の現場で現場調査でした。 現場ではひび割れの幅が大きいのにびっくりです。 ひび割れを注入補修した場合に建物の補強はできるのかという質問については次のように答えます。 ひび割れの注入の場合は、耐震補強のように今まで…

モルタルとタイルの浮きは落下すれば重大事故のおそれ

上の写真の左側は一般的に使用されている全ネジステンレスピンです。 ピンは錆びる事が無いようにSUS304という規格に合格していなければいけません。 外壁のモルタルが躯体のコンクリートと肌別れしている箇所がいわゆるモルタルの浮き部分です。 補修…

社会起業家って具体的にはどんな会社?

最近、よく社会起業家という言葉を聞きますが、一般の会社の企業家とどのように違うのかがあまりはっきりとは解りません。 社会起業家は会社の営利目的よりも社会貢献を目的とした会社の経営を目指す起業のことだそうです。 良く解りません。 会社設立の目的…

ひび割れた床面部分をコア抜きしたら

写真はコンクリートを打設して3ヶ月目に発生したひび割れです。 住宅の駐車場なのですが引き渡した直後、ひび割れが発生したそうです。 低圧注入する前にひび割れた部分をコア抜きしてひび割れの様子を見ます。 床の厚みは120㎜ですが、ひび割れは表面から50…

マンションの駐輪場のひび割れ注入

この建物は現在大規模改修工事中ですが、駐輪場の壁にひび割れがありその部分にフロッグで低圧注入を行なっています。 写真1 ひび割れの計測 0,1~0.3㎜ 写真2 フロッグの取り付け 写真3 超低粘度ポキシ樹脂の注入と低粘度エポキシ樹脂の注入(裏側の確認で…

ひび割れ補修にUカット工法で施工した場合

写真は池袋の某大学の体育館の壁面です。 写真ではUカツト跡があまり目立ちませんが、光の加減ではミミズが這った様な模様になります。 建物のほぼ一面に模様があります。 拡大して見て貰うと良く解りますよ。 この学校の増築、新築は殆どスーパーゼネコン…

地震の時にひび割れは建物にどれだけの影響を与えるのでしょうか

中国、四川省の大地震の被災者の方の無念さ、悲しさはお見舞いを申し上げてもなんのお力にもなりませんが、なんとか頑張って欲しいと思います。 僅かですが募金をさせて貰いました。 今回の地震のようにとてつもなく強いエネルギーの場合はどんな構造の建物…

低圧注入工法は台風時に発生する気圧差が原理なのです

左側写真の白い半円形は樹脂です。 低圧にて樹脂が静かに徐々に隙間に侵入していく様子です。 微細なひび割れの中にフロッグのような低圧注入器具で樹脂を注入すると必ず樹脂は写真のように扇型に広がっていきます。 ストレートには入っていきません。 必ず…

ひび割れ幅には適合する硬さの樹脂が不可欠なのは知っていますか

写真上は注入して5分経過しています。 下の写真は10分経過しています。 時間と共に樹脂が流下(下に流れていく)していくのが解ります。 注入後30分でかなりの樹脂が流下してしまいました。 この画題は透明のガラスと圧縮した板を重ねている物ですが、その隙…

リンリンが死んだらすぐに替わりのバンダをという神経はどうだかなぁ

写真はフロッグポンプの使用方法です。 シリンダーはOリングをダブルにしていますから後方からの液漏れは殆どありません。 新潟三条のスプーンなどを作っている会社に依頼してできあがりました。 販売して1年以上経過していますがあまり苦情はありません。 …