2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
写真はコンクリートに入ったひび割れの幅をクラックスケールで計測しているところです このひび割れ幅は表面は0.4㎜ですが裏側は0.1㎜です。 更にひび割れの下の方は0.2㎜です。 コンクリートに発生したひび割れは、このように一本のひび割れでもその幅は大…
写真は完成間近いマンションの地下部分のひび割れ注入工事です。 この部分は湧水ピットにもなっています。(地下水がコンクリートのひび割れとか隙間から建物の中に浸 入してきた場合にポンプで排出する部屋) 最近のマンションの場合はこの湧水さえも侵入さ…
写真はひび割れ注入の施工をしている状況です。 貼り紙は施工段階を夫々に記入できるようにしています。 仮止めシールとフロッグの取り付けは終わったらチェックしていきます 注入は超低粘度から始めて適合樹脂を何度注入したかを記入していきます。 下の写…
写真は低圧注入が終わった翌日に撤去する前の状況です。 フロッグの中にエポキシ樹脂が多く残っているものもあれば殆ど空の場合もあります。 公的な建物の場合に、技官によってはひび割れの中にエポキシ樹脂がどれくらい入ったのかを確認す る為に器具の中に…
今日は市場で見かける各社の低圧注入器具の事について報告致します。 コンクリートの微細なひび割れの中に接着剤を充填する方法は、小さな力でゆっくりと押し入れる方法が 発見されて、今はこの低圧注入工法が常識となっています。 基本的には各社とも1~4㎏…
低圧注入工法は公的に認められて既に20年以上になりますが、未だに確実な工法として普及しないのは何 故。 昨年の秋口に飛び込みで住宅専門の工務店さんから施工依頼の連絡がありました。 住宅を引き渡した直後に布基礎部分のひび割れを指摘されて、直ちに防…
連休中は仕事です。 通常なら休みの日には道路がすいている筈なのですが、今日は平日よりも混んでいます。 今回の仕事は造成地の大きな擁壁のひび割れ補修です。 コンクリートの厚さは上下の平均で約1m程です。 引渡し前の真新しいコンクリートの擁壁ですか…