低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年最後の現場仕事

今年はこの仕事で現場は終了です 都内の下水処理場の屋上なのですがこの広さには驚きます 街中にある下水、浄水の処理場の屋上は、その広さから住民サービスの一環として野球場、テニスコート が造られて広く利用されています。 私自身も新宿区にあるこのよ…

低圧注入には注ぎ足しが必要

写真はエポキシ樹脂を注ぎ足している様子です 樹脂の注ぎ足しは必ず超低粘度型から始めます 超低粘度型の樹脂は国内では100~200mPa.s(てんぷら油と牛乳の間程度の硬さ)が一番柔らかい樹脂とな っています。 この硬さのエポキシ樹脂が低圧注入工法に採用され…

低圧注入工法に不可欠なもの

今回は現場の様子を一休みして、低圧注入工法で絶対に必要な事について報告します 写真は中粘度型(マヨネーズタイプ)をひび割れ幅0.6㎜幅に注入の実験をしている様子です 上はフロッグで下は注射器タイプの器具です。 フロッグはどんな硬さの樹脂も注ぎ足…

床のひび割れはこんな風に

写真は店舗の床面のひび割れ補修です。 ひび割れ幅は小さい箇所は0.2㎜程度、大きい箇所は0.4㎜です。 床のコンクリートの厚さは200㎜です。 コンクリートの下は防湿フイルムが敷いています。 今回は注入が終わった後には表面にエポキシ系の床材(ゆかざい)…

浴槽の中の注入

築後1年目の検査で指摘された箇所の注入工事です 老人ホームの浴槽ですが、湯水を抜いて湯水が無くなってしまっても数箇所のタイル面から長い時間に掛 けて湯水が流れ出してくるという症状です。 お湯を入れたときにタイルと防水している隙間に湯水が溜まっ…