低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

今年最後の現場仕事

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今年はこの仕事で現場は終了です

都内の下水処理場の屋上なのですがこの広さには驚きます

街中にある下水、浄水の処理場の屋上は、その広さから住民サービスの一環として野球場、テニスコート

が造られて広く利用されています。

私自身も新宿区にあるこのような施設には、年に数回大会が開催されますから利用しています

人工芝で最高のグラウンドだと好きなグラウンドの一つです


今回のこの現場も将来はグラウンドにするのでしょうか。

ぜひグラウンドにして欲しいと思います



引渡し直前の建物ですが立ち上がり壁にひび割れが発生しています

これほど長く広い構造であればひび割れが発生しても不思議ではありません

今回はエキスパンションの付近が数箇所大きくひび割れています

本来はその伸縮のためのエキスパンション構造なのですが、あまりにも巨大なためになのかひび割れが発

生しています。

野球のグラウンドなら二面が出来そうです・・・広い・・・。


今回の注入の目的は建物の補強(元に戻す)となります


前日は雨だったので下のフロッグには水中硬化型のエポキシ樹脂を注入しています

ひび割れ幅が1㎜以上もある箇所については、注ぎ足しのエポキシ樹脂はグリス状タイプを注ぎ足してい

ます。


今回の仕事の内容は80点程度。

せめてあと2日後に施工だったら100点だったのですが・・。

ひび割れの中が乾燥していないと、いかに水中硬化型のエポキシ樹脂であってもその硬さが一種類の為に

(低粘度型)不安なのです。


工期の決定は施工する我々では、どうしょうも無い事なのですが。


今年最後の仕事ですから100点満点ならより良かったのにと思います