2009-01-01から1年間の記事一覧
今年の現場仕事はこの現場で終わりです。 築後5年のマンションです。 天井から漏水して苦情となったものです。 漏水は品質確保法に拘わりますから瑕疵工事となります。 今回は天井のボード剥がしからクロス仕上げまでに2日間しか予定がありません。 我々の注…
今回の現場は宮城県にある公営のスホーツ施設です。 二年目の検査のひび割れ補修工事です。 工事一日目から時折、雪が降ります。 フロッグの上に雪が積もっていますが注入は予定通り行ないます。 仮止めシール材は1成分型の剥離性シール材を使用します。 建…
コンクリートの厚さは約1mもあります。 ひび割れ幅は0.3~0.5㎜と、見慣れた我々から見れば少し大きいひび割れ幅ではないかと思います。 この建物はこの施工している翌日には引き渡しなのです。 注入をして硬化後に撤去してそして清掃して完了ですが・・・・…
写真は天井のボードを剥がして漏水しているひび割れを露にしています。 築後15年です。 マンションで今時、ボード貼りの建物は少なくなりましたが,昔の建物は全てこのような構造でした。 コンクリートに直接クロスを貼る方法ではないので、ひび割れなどはこ…
写真のフロッグを取り付けている箇所はスリット工法の目地部分になります。 スリット工法は耐震構造のなかで一番普及している工法ではないかと思います。 柱と壁を離し大きな地震のときに柱だけが動きやすいようにしています。 鉄骨構造のPC版構造に似てい…
長年ひび割れ補修を経験していますが、コンクリートに何故ひび割れが発生するのかの原因については 現場で良く質問されますが未だに殆ど解りません。 その原因については100件を越すのではないかと一般的には言われていますが、現場ごとに的確に原因を説明す…
今までにこのブログで報告している不確実な施工が行なわれているという事について、果たして本当なの だろうかと言う疑問を持つ方に少し説明をしたいと思います。 このブログの目的は現場でよく聞かれる『低圧注入は漏れてばかりで殆どひび割れの中に入らな…
写真は基礎部分のひび割れをフロッグにて注入した後の様子です。 ひび割れ幅は0.2㎜から0.3㎜程度ですが裏側まで貫通しています。 ひび割れ箇所が多い場合はエポキシ樹脂の硬さと、何度目の注ぎ足し注入かを記録します。 このようにそれぞれのひび割れに貼り…
今回の現場は今日で完了です。 昨日ひび割れを発見してからフロッグで低圧注入したので、今日は撤去とシールだけだとのんびり現場に行くと今度は違う箇所からの漏水。 こんな風に逃げ回る水と立ち向かうのは嫌なのですが、もう一度その逃げた箇所から注入で…
『明日は空いていますか・・・』 雨漏れは突然に・・・なんてタイトルがあったような。 私の好きな地下鉄丸の内線の駅近くのマンションの地下通路の階段から漏水との事。 どうして丸の内線が好きなのかは簡単です。 本郷三丁目駅と富士見町駅の改修工事のひ…
写真は再掲ですが上は注ぎ足し機能があるフロッグ工法です。 下の写真は兼業の職人さんに普及している注ぎ足し機能が無い注射器タイプの器具です。 画題はひび割れ幅0.6㎜を想定して隙間を作っています。 注入する樹脂は高粘度型(グリス状タイプ)の樹脂で…
飲食店の天井から漏水です。 緊急と言う事で土日の早朝に低圧にて注入をします。 強い雨の時に天井から漏れてくると言う店長さんの報告から推察すると天井のひび割れと壁面のひび割れにその原因はありそうです。 微細なひび割れから雨水が漏れてくるのは、風…
写真はマンション共用部の通路の天井面です。 築後3年目にひび割れが入り雨漏りがしています。 フロッグのセッティングが終わった途端に雨が降り出して、数分後にひび割れを通じてフロッグの中に雨水が溜まってきました。 このような場合でも慌てる事はあり…
今や池袋東口はビッグカメラとヤマダ電機の開戦のために裏通りも表通りも行列で人人・・・。 その数軒隣のビルが今回の仕事場です。 外壁、今回の笠木などがひび割れ補修の対象です。 この建物は築後6年目なのですが築後すぐに壁面からの漏水が始まったそう…
ビル7階と8階の床部分から漏水しています。 雨が降ると雨水が滲み出してくるそうです。 この部分はコンクリートの各階の打継ぎ目地の部分だと推察できます。 外部についてはゴンドラでシーリングの打ち替えを行なう予定との事ですが、内装の作り替えを行なう…
写真は店舗が移転のために内装材を取り払った状態です。 テナント側からの漏水の苦情のために、その原因を知るために内装材を撤去しています。 漏水の形跡のエフロがセパレータ穴とひび割れから流れ出しています。 一見して床の切り付け部分からの漏水のよう…
写真は免震構造のマンションの擁壁に発生したひび割れの補修です。 建物は引き渡し直前のあわただしい手直しとかクリーニングを行なっている時です。 マンシヨンの擁壁のひび割れについては誘発目地を意匠的な面から造らない場合が多く、後になってどうして…
写真はコンクリート打設時のコールドジョイント及び打継ぎ部分からの漏水補修です。 コンクリート打設後半年経過しています。 今回の台風で水位が上がったためにひび割れから地下水が漏れ出してきています。 ひび割れとかセパレート穴などから水が噴出してき…
写真は台風で剥がれ落ちたタイルです。 この程度の風圧で落ちるタイルならその接着力は非常に弱くて大変に危険だと思います。 タイルの浮きについての補修方法は新しく張り替える方法と接着剤を注入して補修する方法がありますが 私は新しく張り替えることを…
注入口は尖った筒状の所です。左の図では右側です。 フロッグは微細なひび割れの中に接着剤を注入するための器具ですがそのシステムについて報告しましょ う。 フロッグはひび割れ幅0.05㎜から注入ができます。(髪の毛の半分ほど) 前にも報告していますが…
完成したばかりのマンションですが駐輪場の仕上がった床にひび割れが発生しています。 既にひび割れの中に床材の樹脂が入り込んでいます。 写真ではひび割れは途中で切れていますが実際のひび割れは壁まで繋がっていたようです。 今回のように塗材がひび割れ…
非常に珍しいひび割れ注入工事です。 エントランスの中央にある階段ですが鉄骨にコンクリート仕上げの階段です。 モルタル仕上げの部分に微細なひび割れが発生しています。 注入しないでモルタルを補修してもひび割れは再発します。 コンクリートにひび割れ…
休み明けは連休前に残していた工事の仕上げです。 フロッグによる止水の方法は当店独自の施工方法なのですが、この工法についても広く知ってもらいたい と思います。 今回のマンションの止水は前回に施工した方法では止水が出来なかったということで廻りまわ…
今回はマンションの立体駐車場のひび割れの補修です。 この部分のひび割れについては漏水のように緊急を要するものではありませんが、地下水の水位が高い場 所の場合にはひび割れから遊離石灰とか錆汁が流れ出してくるので出来るだけ早めの注入工事が良いと…
こんなに早朝からブログを書くなんて余程時間をもてあましているのかと・・。 早朝から行っていた現場が今日はキャンセルとなったのです。 キャンセルとなっても体は反応するのです。 速球ピッチャーにいきなりチェンジアップのボールを投げられたようなもの…
先週は都内の結構なマンションの駐車場の部分の漏水処理でした。 都内で素人がマンションの評価をする時にその広さが一番の判定基準となります。 設備とか外装がいかに高級であっても全てが狭いスペースになっているとさほど豪華には見えません。 設備も、外…
写真は笠木のひび割れにフロッグにて低圧注入を行っている所です。 首都高速を見ながらの作業ですが、混んでいれば毎度ご苦労様と言いたいですね。 最近は施工写真を撮る時も少しひねったような写真にと色々と工夫しています。 忙しい時にアングルを考えなが…
長年コンクリートのひび割れに拘わっていると、ひび割れの発生している方向を見るとその構造物による 発生の原因は解らなくても荷重された方向はわかります。 写真の場合は梁に3本のひび割れが縦方向に発生していますが、このひび割れは真ん中のひび割れの上…
写真はマンションの廊下の天井から漏水しているひび割れに注入している写真です 撮影した時は解らなかったのですが良く見るとなかなか良いアングルだと思っています。 我がフロッグが下界を見渡しているような・・・。 さて、ひび割れ補修に於ける低圧注入工…
このタイトルについては昨年の6月に報告していますが、業界にとっても、私にとってもとても大切な事 だと思っていますので再度の報告です。 低圧注入の専門店というのは何を基準にしているのかと言えば その会社の受注件数のなかで低圧注入工事、浮き注入工…