低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

パラペットのひび割れ注入

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今や池袋東口ビッグカメラヤマダ電機の開戦のために裏通りも表通りも行列で人人・・・。

その数軒隣のビルが今回の仕事場です。

外壁、今回の笠木などがひび割れ補修の対象です。

この建物は築後6年目なのですが築後すぐに壁面からの漏水が始まったそうです。

壁面のひび割れはそんなには多くはありませんがひび割れ幅が大きいのには大変気になります。


隣のビルとの間隔は1mもありません。

この建物を建てるときには大変だったろうなと推察ができます。

型枠のセパレーター跡の形を見ても型枠の撤去は上へ吊り上げたのではないかと思います。

隣との間には人間は入れません。

外壁は見えないから良いのでしょうが『ふりく』が大きく塗装もムラだらけ。

オーナーさんは言います。

中から注入して外壁に樹脂が漏れ出す事を確認するまで注入して欲しいとの事。

外壁が汚れる事には気にしないそうです。

こんな場合は気が楽になります。

超低粘度を多めに入れると殆どのひび割れからは外部から樹脂が流れ出します。


時々見学に来るオーナーさんは外壁に流れ出している樹脂を見ると満足のようです。


パラペットの場合だけは外側は建物の正面の位置で見える場所ですから樹脂は溢れる事がないように
気を付けます。

施工期間は約1週間は掛かりましたがほぼ満足の仕事ができました。

もう強い雨が降ってもひび割れから漏水する事はないでしょう。


明後日はどうしても技能士の常駐が必要な公的な現場へ助っ人として一日だけ行きますが、こんな風な資格を重要視する現場が増えると注入の専門家が増えるのにと思います。

応援する施工店は一度現場で講習をしましたから仕事は大丈夫だと思いますが。


明日は久し振りに現場は有りません。

朝、寝坊できる事には幸せを感じます。

これでお金持ちなら尚、幸せ倍増なのに・・・・・・。