低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

低圧注入の常識ですよ・2

ひび割れの中に注入し終えた場合に土木関連では低圧注入器具に樹脂が残っていないと不合格と判断され るそうです。 なんですか・・それは・・・。 検査は国土交通省らしいのです。 確かに一昔前(30年ほど前かな)にはそんなことをメーカーでは言っていたのは…

低圧注入の常識です

ひび割れの中に接着剤の樹脂を確実に充填するには必ず守るべき事が沢山あります その一つに樹脂の硬さとひび割れ幅の適合性があります。 そうなのです、注入作業の時にいつも同じ硬さの樹脂を注入していたのでは確実な充填はできません このブログではこのこ…

爆弾台風はひび割れの大敵

先日の爆弾台風によって普段は漏れてこない所から雨水が流れ込んだというような建物がたくさんあった のではないかと思います。 当店にも台風の翌日には2件の漏水補修の依頼がきました。 前回に低圧注入のメカニズムについて報告していましたが、まさに、こ…

なぜ微細なひび割れの中に樹脂が入るの

今日は現場の報告をお休みして、フロッグについてのよく聞く質問について報告します 低圧注入工法の殆どの器具は、髪の毛の半分ほどの大きさのひび割れのなかにも樹脂が進入していきます がどうしてなのでしょう。 低圧注入工法は、今から36年ほど前に化学メ…