低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ひび割れの注入は何ミリから注入できるの

写真は低圧注入器具のフロッグで微細なひび割れ注入の実験の様子です。 ガラスと木質板を合わせてその隙間は0.3㎜にしています。 注入している樹脂は一番柔らかい超低粘度型の樹脂です。 上の写真は注入して3分経過しています。 下の写真は注入して7分経過し…

黒字でも倒産する時代なのです

写真はバルコニーの外壁に面した内側のひび割れです。 外側は高級な白い人工大理石の仕上げです。 この場合のひび割れは幅は0.2~0.3㎜です。 樹脂を入れすぎると外壁の大理石に漏れてきます。 漏れるとエポキシ樹脂は2ヶ月ほどで鮮やかな黄色に黄変してしま…

去年とは様子が違って少し暇ですね

連休を利用してのひび割れ補修です。 最近は剥離シール材が剥離しない場合が多いので、注入後の剥離作業までは気が休まりません。 特に今回のように新しくてかなり程度の良い建物の場合は汚すのではないかと不安です。 この建物は赤坂に近い車の多い場所なの…

県民性で違う低圧注入工法

写真はマンションノ大規模改修のひび割れ注入の状況です。 この現場は埼玉県の東京への通勤圏にありますが、元請けは群馬県の建設会社です。 業界のなかで注入工事に興味がある方は知っていると思いますが、群馬県は何処の県よりも低圧注入工法については普…

フロッグポンプはこんなに簡単です

低圧注入工法の器具は各社それぞれの形をしていますが、空気圧を利用した器具の場合はポンプは互換性がありどちらにも使用が出来ます。 フロッグのノズル部分と同様のS社のプラグには使用が出来ます。 S社のポンプも同様のようにフロッグにも使用できます…

結果が見えない注入の結果はコア抜きではっきり

ひび割れたコンクリートの隙間に樹脂を確実に充填したか否かについては、その部分をくり抜いて取り出すと良く判ります。 写真はひび割れた箇所を正面ではなく横方向からくり抜いたものです。 理想的にはくり抜く直径は30㎜深さ70㎜程度が良いのですが、今回…

住宅の基礎のひび割れ注入はこんな風に

写真の住宅は引き渡し前3ヶ月の状態です。 基礎部分にはまだ仕上げのモルタルが塗られていません。 上の写真は超低粘度と低粘度エポキシ樹脂の注入状況 次の写真は養生している様子 下の写真は仮止めシールを撤去した状態です。 撤去するとひび割れの中に樹…

トンネルのひび割れ注入の場合

写真は都内にあるトンネルですが大規模改修工事でのひび割れ注入の様子です。 フロッグは頑張っています。 ひび割れ幅は最少で0.3㎜で最大は0.8㎜です。 ひび割れの延長数量が多いのでひび割れ毎にどのタイプの硬さの樹脂を何度注入したのかを書き込んでいき…

低圧注入はこんな風に注ぎ足しが必要です

写真は0.4㎜のひび割れ幅です。 最初の注入は必ず超低粘度の樹脂を注入します。 超低粘度のエポキシ樹脂は0.05㎜のひび割れ幅でも時間と共に侵入していきます。 そして超低粘度エポキシ樹脂は次の硬さのエポキシ樹脂の滑りを良くしてスムーズに注入が可能に…