低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

戸建住宅のひび割れ注入はこんな風に

写真は引渡し直後にモルタルにひび割れが発生したものです。 原因ははっきりは解りませんが下地に問題があったのではないかと推察します。 モルタルの厚さは30㎜なのですが、誘発目地を造って置けばこの位置にひび割れは発生しなかったかも知れませんが、目…

発明商品の成功率は20%程度だとか

写真はフロッグ汎用と改良型の注入速度の比較試験方法です。 ガラスと合板を重ねてその隙間を0.3㎜にして横から色付けしたてんぷら油を注入します。 フロッグに油を入れると独りでにガラスの隙間にてんぷら油を押し出していきます。 コンクリートのひび割れ…

歴史ある資料館のひび割れ注入はフロッグで

写真は水道資料館のひび割れ注入工事の様子です。 木質の窓枠からアルミ製に交換した時にモルタルで付け足した箇所にひび割れが発生して漏水している状態です。 壁面は漆喰壁にクロスで仕上げられています。 長年の漏水と湿気でカビが発生しています。 ひび…

ひび割れ注入の新製品フロッグ床用

写真は新製品床用の最後の残った樹脂量を計測している状態です。 まずまずは設計通りとなっています。 この形でブランド名を刻印して完了となります。 出来上がりは今月の末頃となります。 来月の13日には大手販売商社でフロッグの説明会ですからなんとか間…

低圧樹脂注入施工の基本は何?

コンクリートにひび割れが入り低圧注入工法で補修する場合に、その目的はひび割れた箇所を接着剤で固定して元通りの強度に戻す事です。 微細なひび割れから場所によっては1㎜以上にもなっている大きなひび割れの中に接着剤を確実に隅々まで充填しそして接着…

フロッグの新製品ができたよ

フロッグはコンクリートの微細なひび割れの中に接着剤を注入する低圧注入器具ですが、新しく床専用品が出来上がりました。 写真の上は新開発商品です。 下の写真は今までのフロッグです。 今までのフロッグは壁、天井用とし、今回の開発商品は床用としますが…

防火水槽の止水は危険だよ

マンションとか公共性の高い建物には防火のための貯水槽が設けられています。 殆ど地下の部分に部屋を作りその部屋に貯水するように造られているのが一般的なものです。 いざと言う時に間に合うように公共的な建物では法制化もされています。 水を溜める部屋…

カービングスキーの効用は何?

今日は趣味の話しです。 最近はカービングスキーの板を使っている人が殆んどですが、いつのまにか殆どの人は買い換えたのでしょうかスキー場では9割がそうですね。 スキーはファッション性の高いスホーツですからそれはそれでいいのでしょうが、そのすべり…

コンクリート打放し面にひび割れが発生すると雨水で遊離石灰が・・

写真はマンションの階段室のひび割れの状況です。 ひび割れたまま放置していた為にひび割れから雨漏れが発生してコンクートのなかの石灰質が溶けて壁に流れ出しています。 特に表面に塗装などが無い為に白い液体が流れ出してコンクリートに染みこんで目立っ…

雪が降っても低圧樹脂注入は施工できます

写真は前日ひび割れに注入した仮止シール、フロッグを撤去している様子です。 タイルの場合は理想的にはひび割れたタイルを撤去して、躯体を現しにしてから注入するのが一番いいのですが予算とか、時間の都合によってはひび割れたタイルの上からも充分注入が…