低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨時には地下室の水位も天井に

運河とか大きな川の近くの建物の場合は梅雨時になると地下水位が高くなります。 現在建築中のこの建物の場合も今回の雨で地下室の梁部分の隙間から水が漏れてきます。 この様な程度の漏れは騒ぐほどではありません。 止水をする場合に何が厄介なのかと言えば…

梅雨時は仕事が重なります

今日よりテナントビルの地下室の止水工事です。 この建築会社の朝礼は少し変わっています。 朝礼は土木も建築もラジオ体操から始まりますがこの現場の場合はラジオ体操ではなく適当な柔軟体操か ら始まります。 日曜日のソフトボールの練習の時のようです。 …

低圧注入工法はこのように

写真は築後2年目の公的機関の建物です。 2年目の検査でひび割れ発生した箇所の注入補修工事です。 ひび割れに沿って仮止めシール材を確実にシールします。 フロッグの取り付け箇所はひび割れが広い所を選んで○を描きます。 フロッグを○型の上に置いて静かに…

幽霊屋敷ではありません

写真の写りが悪いのですが築後10年の建物です。 決して呪われた地下室ではありません。 最近になって二重壁の切り付け部分から漏水しています。 今回はこの部分の止水工事です。 最近はこのような地下室だとか基礎部分の湧水ピットの切り付け部分の止水工…

タイルのひび割れから漏水

今週は完成したばかりのマンションの漏水補修工事です。 写真下はひび割れたタイルを撤去して躯体のひび割れ部分にフロッグを取り付けてエポキシ樹脂を注入し ている状況です。 表側はタイルで屋内は特殊な吹き付け仕上げ材です。 上の写真は屋内の壁面です…

拝啓 国土交通省大臣官房官庁営繕部殿

自動式低圧樹脂注入工法の問題点について 益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。 さて、標記の件について以下の件についてご質問致しますので宜しくご検討、回答をお願い致します。 1.工法の名称について 現在の名称は自動式低圧樹脂注入工法となっていま…

ひび割れた基礎の注入はこんな風に

写真は築後3年目の鉄骨造の建物です。 ひび割れ幅は0.1㎜~0.4㎜です。 注入した樹脂は超低粘度型の樹脂と低粘度型と仕上げには中粘度型樹脂を使用しています。 内部に樹脂が漏れてきていますが硬化してからスクレーパーで削り取ります。 内部は塗装仕上げと…