低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

タイルのひび割れから漏水

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

今週は完成したばかりのマンションの漏水補修工事です。

写真下はひび割れたタイルを撤去して躯体のひび割れ部分にフロッグを取り付けてエポキシ樹脂を注入し

ている状況です。

表側はタイルで屋内は特殊な吹き付け仕上げ材です。

上の写真は屋内の壁面ですが白色の汚れは外側から雨水と共に流れ出しているエフロです。

流れ出している箇所にフロッグを取り付けて屋内からも注入しようという方法です。

外部から注入した樹脂は思わない箇所から流れ出してきました。

屋内の仕上げ材には目視ではひび割れが見えなかったのですが、注入するとその付近の近くから樹脂が流

れ出してきました。

仕上げ材は既にエフロで汚れているので注入が終わり次第再度吹き付け仕上げをします。

一雨を過ごし漏水を確認してからてから仕上げです。

このマンションは引き渡し直前なので早めに処理ができて良かったと思います。

漏水が無ければタイルのひび割れは解らなかった筈です。


タイルについて経験から言えば、タイルが割れている場合は躯体との接着は強固だと言えます。

躯体にひび割れがあるのにタイルが割れていない場合はタイルと躯体の接着は剥がれていると言う事なの

です。


屋内に雨水が漏水しているのにその部分の外部のタイルになんの異常も無い場合はタイルが剥がれて浮い

ていると疑って調べたほうが良いですね。


浮いたタイルの下にひび割れがあると雨水はその浮いた箇所に溜まります、そしてその圧力で雨水は内部

へ侵入していきます。



来週はフロッグの技術移転についての具体的な打ち合わせがあります。

フロッグの普及に一番良い方法を基本に進めたいと思います。

可愛い大切な娘が見合いをする時の父親の気持と同じなのかなぁ・・・・。