低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

注入後にひび割れを消す方法

表側からエポキシ樹脂を注入すると裏側へ漏れてくる

ひび割れの中にエポキシ系モルタルを擦り込みセメント系の塗材を塗布

乾燥するとひび割れた個所は解らなくなる

0,4㎜幅のひび割れでした

 

半年前に表側から注入したエポキシ樹脂が裏側に漏れてきて黄変しています

この学校のバルコニーは立ち入り禁止の場所で誰も入る事が出来ません

半年前の施工時に漏れた樹脂は黄色く変色しますと報告はしていたのですが、この時期になって地震時の避難梯子の設置という事でこの場所が一時的に解放されました

急遽その黄変した箇所とひび割れを隠したいという事で施工しています

ひび割れの隙間の中に通称エポパテという製品をそのひび割れの中に擦り込みます

この段階でひび割れはほぼ消えてしまいます

この樹脂の硬化を待って仕上げにセメント系の塗材を塗っています

この塗材はコンクリート補強材と言ってダム、トンネルなどで中性化したコンクリートの表面を保護するために広く使われています

建築関係では殆ど使われていないと思います

セメントの粒子を60ミクロン程度に細かくしてエポキシ系の混和剤と水を混合して使用するのですが、私はこの材料を非常に気に入っています

使いやすいという事と刷毛塗りでもムラにはなりません

そして新しいコンクリートであれば塗布しても殆どおんなじ色で、乾燥するとその補修跡すら解らなくなります

ハイ・・・・合格です

 

夏休みなので生徒たちはいません

学校で人がいなくなると寂しくなります

生徒たちは海とか山とか合宿などで汗をかきながら疲れを知らない子供のように動き回っているのでしょうね

昔に戻りたいですね

首都圏の浄水場のひび割れ注入工事が終わった

隣は貯水室で打ち込んだシンダーの下から漏水している

切り付け部分に4ミリ幅の切込みを入れる

切り込んだ溝にネットパイプを挿入してフロッグを取り付ける

注入は水中硬化型の低粘度のエポキシ樹脂を圧力を高めに注入する

 

この新設の浄水場の場合は昨年の12月から浄水場側から屋内のひび割れ補修の指摘があったその都度フロッグ工法で施工をしています

今月に完成という事で引き渡しだそうで我々も今回の施工で取敢えずは終了とか

建築とか土木の場合は始まりが有って建物とか構造物が完成したら終わりになるという事になんだかとても寂しいような気がします

工事が始まったころには100人を超す職人さんたちが集まってラジオ体操から始まり・・あんなに賑やかだったのに今回は監督も含めて数人となりました

現場事務所の休憩室もがらんとしてなんとも寂しい限りです

私はメーカーに勤務していましたから毎日毎日同じメンバーでそんな風な仕事場までががらりと変わる仕事なんて想像もつきませんでした

そのせいか尚更そう思うのだと思います

今回の切りつけの注入工事の仕上がりはフロッグを撤去した後に可とう性エポキシ樹脂と高粘度のエポキシ樹脂を混ぜてその切り付け部分に三角打ちで仕上げています

写真を撮るのを忘れたのです

何故可とう性エポキシ樹脂に高粘度型のエポキシ樹脂を混ぜるのかと言えば殆どのメーカーの可とう性エポキシ樹脂は接着力が弱いためなのです

混合した樹脂は硬化後は少し硬くなりますが接着力は完ぺきとなります

接着するという事は限界まで引き延ばしたときに被着体が破壊しなければ接着したとは言えないと思っています

金属の場合は接着剤の真ん中からの破壊なら合格で界面からの剥がれは不合格です

コンクリートならコンクリートが破壊しなければ接着したとは言えません

次の工事は高等学校の現場です

 

 

ビックローブメールの個人情報漏洩

当店のホームページのアカウントはビックローブメールなのですが先週から繋がらなくなりました

その後お詫びの連絡がプロバイダーから間接的な形で来ましたが、なんとパスワードの漏洩は4,631,000人にもなるそうです

何故間接的かと言えばそもそもメールは繋がらないのですから漏洩した方たちにも直接お詫びのメールは届きません

今は何もできませんので静観するしかありません

プロバイダーであり例えばアサヒビールのようなメーカーではありません

ネットで見ればメールなどはその専門企業の筈なのにこの体たらく

このブログを見てホームページからの問い合わせした方たちにはご迷惑をおかけしています

問い合わせは下記のアカウントでご連絡ください

nacatacobo@yahoo.co.jp

 

注入すると樹脂は必ず扇型に広がる

天井面に注入   3分経過

天井面に注入   20分経過でこの広がりです

垂直壁面に注入   3分経過

垂直壁面に注入    30分経過

 

現場でひび割れに注入していると関心のある監督さんによく質問されます

注入してひび割れの隙間に入っていく樹脂はどうなっているの?

ひび割れの隙間の0.3㎜幅の画題を造って適合した樹脂を注入すると写真のような形で樹脂は隙間を充填しながら進んでいきます

何故このように広がるのかと質問されればそれは静かな池に石を落とすと水紋は丸く広がるでしょう・・・・同じ原理なのです

この扇形は当店のフロッグ以外の低圧注入器具でも同じように広がっていきます

但しこの扇形になるにはひび割れの幅と注入する樹脂の硬さの適合性があった時のみにこのように広がっていきます

例えばひび割れ幅に対して樹脂が柔らかすぎると注入した樹脂は広がらなくて下の方に落ちるように流れていきます

そしてひび割れ幅に対して樹脂が硬い場合にはひび割れの入り口で留まってしまって殆ど樹脂は動かないで注入はできません

大切なことはひび割れ幅に適合した硬さの樹脂を注入することが一番大切な事なのです

我々の場合はひび割れ幅が0.5㎜以下の場合は必ず超低粘度型の樹脂を注入をして最初にその樹脂の入り具合を見ます

フロッグに溜まらないで瞬時に樹脂が入っていく場合は必ず次の硬さの低粘度型の樹脂を注ぎ足します

それでも瞬時に無くなる場合は必ず次の硬さの中粘度型(マヨネーズタイプ)の樹脂を注ぎ足します

注入した樹脂が30~60分ほどの経過で侵入していく速さが適合した樹脂と考えています

つまりひび割れた個所は瓶のように底がある訳ではありませんので樹脂が抵抗もなく入るからと言ってひび割れの中が満杯になる訳ではありません

柔らか過ぎた樹脂はひび割れの中で流下して下の方に流れ出してしまいます

注入した樹脂は内部で留まっていなければコンクリートの強度は元通りにはなりません

ひび割れは必ずしも裏側までおんなじひび割れ幅とは限りません

表よりも狭くなったり広くなったりしています

そのためにも必ず一番柔らかい樹脂から注入してその減り具合で次の硬さの樹脂を継ぎ足すというのが基本中の基本なのです

 

話は変わりますが当店のメールアドレスが今は使えません

プロバイダーから個人情報が大量に漏れたらしくて毎日数十件の迷惑メールが入っています

削除した膨大なメールでサーバーが機能しなくなったとか

問い合わせの方に迷惑をかけています

問い合わせの場合は電話かもしくは「nacatacobo@yahoo.co.jp」でお願いします

 

地震でのひび割れと伸縮によるひび割れの違い

箱形の大型の橋梁のひび割れは伸縮によつて発生

東北地震の時のテナントビルに発生したひび割れ

 

青森県の被災者の方たちにはお見舞い申し上げます

今回は地震の大きな動きによってコンクリート構造物にひび割れが発生したそのひび割れの形とトンネルとか橋梁に見られる伸縮によって発生したひび割れの形を比較して報告します

写真の下の建物のひび割れは先の東北地震の時に発生したひび割れの様子です

地震の大きな揺れによってひび割れる場合はひび割れた所に擦れた跡が残りひび割れた付近のコンクリートなどが欠けてきます

ひび割れの付近が欠けている場合は一旦ひび割れた個所にせん断方向とか色々な方向に擦れがあって写真のようにひび割れた周りが欠けてくるのだと思います

写真上の場合は大型の箱形の橋ですが1年経過の時の状況ですが内部の梁部分にひび割れが発生しています

この場合のひび割れは殆ど同じ方向に綺麗な形のひび割れが発生しています

周辺が欠けるという事はありません

橋にかかる力が殆ど一定方向から小さくかかるので同じような箇所がひび割れるのだと考察できます

地震によるひび割れは一旦このひび割れ部分にエポキシ樹脂のようにコンクリートよりも強度があるもので隙間を充填してしまうとほぼその強度は元通りとなり更にひび割れるという事はありません

乾燥収縮のひび割れと似ていて更に似たような地震が来ない限りその付近に再度ひび割れるという事はありません

橋梁とかトンネルの場合はひび割れる原因のその伸縮は何度も起こりますから補修した箇所は再度割れることはありませんがその付近は再度ひび割れるかもしれません

今回の地震で気になった事

外壁が落下した建物がありましたがALC版にモルタルなどで仕上げた外壁がALCも一緒に落下していました

ALC版は鉄骨に固定してあるはずなのですが下地のアングルも一緒に落下していました

鉄骨構造の場合はいわゆる太鼓貼りなどと言って鉄骨とかアングルなどは隠れて見えませんから普段から何らかの方法で鉄骨などの腐食などは検査できるようにするといいですね

話は変わりますがフロッグの生産が遅れています

ナフサ不足の影響なのでしょうかプラスチック屋さんからの納期連絡が未だにありません

いつになるのでしょうか

トランプさんのおかげでこんな細かいところまで影響するなんて・・トランプさんを身近に感じますね

 

 

 

 

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