低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

今年最後の注入の現場です

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今年の現場仕事はこの現場で終わりです。

築後5年のマンションです。

天井から漏水して苦情となったものです。

漏水は品質確保法に拘わりますから瑕疵工事となります。

今回は天井のボード剥がしからクロス仕上げまでに2日間しか予定がありません。

我々の注入工事でも最短で2日間は必要なのですが、今回は色々な事情で1日で施工となりました。

そこで、注入後はフロッグと仮止めシールをそのままにしてボードを貼ってもらうという事以外に方法は無いだろうという事になりました。

速乾タイプの仮止めシール材を使用して、超低粘度型の樹脂を注入します。

天井面の注入は超低粘度型の樹脂だけで充分なのです。

柔らかい樹脂を下から注入しても流下して他に樹脂が逃げると言う事はありません。

樹脂は天井裏に向かって積みあがって行きますから壁面のように下方向へ逃げ出していくと言うような事はありません。

天井裏にフロッグが取り付けられたままで、天井を貼ってもまったく問題はありません。


明日、クロス屋さんが来てフロッグを取り付けたままでボードを貼りそしてクロスで仕上げとなります



今年もあと数日で終わりです。

今年は足場から落ちたと言うアクシデントがありましたが着地が良かったのか数秒間、息が出来なかった

だけであとはどこも異常はなし。

本当は人生最大のツキだったのでしょうか。



この為に運を使い果たしたので宝くじは何にもなし・・・・ってかぁ。