低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

あけましておめでとうございます

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今年はどんな年になるでしょう。

相変わらず今年も我々の業界は不調なのでしょうか。


民主党景気対策の中に公共事業については耐震工事、急を要するトンネルの補修工事、急を要する橋の

補修工事については予算を取って早急に実行するとあります。

特に改修すべきトンネルは2000件程が対象になっているそうです。

これはひょっとするとフロッグにもチャンスがあるのかも知れません。


トンネルの改修工事は道路面だけではありません。

壁面のタイル等の剥がれそしてひび割れ、ひび割れからの漏水、塗装、電気設備等々・・・かなりの業者

が拘わってきます。

ひび割れ補修は発注する側の意識に大きく左右されますが、例えばひび割れ幅が0.3㎜以上についてはそ

の対象となれば全体の改修工事の中でも費用の面ではある程度のウエイトを占めるかも知れません。

建物の改修工事に見られるように、ひび割れがあったとしてもどぅって事はないのだけど施主が不安がっ

ているから注入でもするか・・・・と言うわけにはいきません。


ひび割れ補修のはっきりした目的があります。

ひび割れによる強度への影響、つまり将来の重大事故の防止がそうだと思います。

ひび割れから発生するコンクリートの爆裂、そしてその付近の中性化による脆弱。


この工事こそ注入工事にしっかりした技術と知識、そして意識のある職人を使って欲しいと思います

全国にある数少ない専門店と低圧注入に問題意識を持っている工事会社に仕事が廻ってくると、技術が更

に向上するし今後の低圧注入の普及にも良い影響があると思うのですが。


それこそ樹脂の注ぎ足しの出来ない器具で一回きりの、しかも低粘度型の樹脂のみを注入することでは、

とても将来に安心を得る事ができないと思います。


ひび割れ幅と樹脂の硬さには適合性があると言う事ぐらいは発注側から指示をして欲しいものだと思いま

すが、理解している方もいるのでしょうか。


今年も、こんな事ばかり言っていて一年が終わるのでしょうか。



今年の初詣は6日の少林山のダルマ寺に行きます。

何故か私の願いを聞いてくれているような・・・・・長い付き合いだからね。

スピーカーの上に置いている去年のだるまさんを持ってお礼参りもしてくるよ。


だるまさん・ご苦労様でした。