低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

浄化槽のひび割れから漏水

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こんなに早朝からブログを書くなんて余程時間をもてあましているのかと・・。

早朝から行っていた現場が今日はキャンセルとなったのです。

キャンセルとなっても体は反応するのです。

速球ピッチャーにいきなりチェンジアップのボールを投げられたようなもので、空振りの目覚めです。

今週は工場の中の地上にある浄化槽のひび割れ補修です。


ひび割れはコンクリートを打設する際のコールドジョイントが原因でその継ぎ目の通りに割れています

この止水の工事はあまりやりたくない厄介な仕事です。

ひび割れた壁面の内側には数十トンの液体で圧力が掛かっています。

ドリルの振動でひび割れが開けば、それこそ勢い良く液体が流れ出してギブアップとなります。

大げさですが命がけ・・・でもないかな。

ならば断ればいいのですが・・・新規の建設会社なので営業的にも必要かと。


漏水している箇所からは遊離石灰が流れ出して壁面で結晶化しています。

幅4㎜奥行き30㎜の溝をひび割れの上に造っていきます。

決してひび割れからずれてはいけません。

溝の中にネットを装填しますが、目的は注入したエポキシ樹脂を浸透させてその部分を隙間無くしてしま

う為のものです。

濡れた壁面にフロッグを取り付けるのは急結セメントで行ないます。

水圧が掛かっていますからフロッグのノズルは予め外しておきます。

3日間で終わりましたが、止水工事の場合はこれで終わりではありません。

数日間は様子を見ます。

それで漏水がなければ合格です。



話は変わりますが高速道路の無料化について

テレビで一般の人が無料化について反対する話しを聞いて思うのですが、頭の硬い人が多いのにはがっか

りします。

高速料金は税金のように我々の生活に還元されるとでも思っているのでしょうか。


高速道路は外国が全て無料なのかどうかは判りませんが、少なくとも原則は無料だと思います。

道路は国民の生活のためにあるもので、どこかのお金儲けのために造るのではありません。

生活の為の道路なのにどうして有料なのと言うのが外国の考え方だと思います。


都内にある国道1号、4号、6号などが有料になつていると同じだと思うのです。

最初から無料なので当然と思っている訳で例えば首都高速も最初から無料ならばそれは当然だと思うて゜

しょう。


高速料金は償却したら無料が当然の事なのに永遠に無料にならないのは、次から次と道路を造るからなの

です。

外環道路は延長する計画ですが1mを造るのに1億円は必要だとか・・・。

もういいかげんにいいよと思いませんか。


無料にすると道路の財源が少なくなるのでそれこそどうしても必要と思われる道路しか造らないとなるで

しょう。

結果的には良くなる筈ですよ。


日本人は民度が低いと言われますがこんな時によく解りますね。

民主党がなにかをすると言えばすぐに財源は・・と言い出す。

今のやり方のままで何か新しい事をやれば財源が必要なのでしょうが、いままでやってきたことを変えて

やるといっているのにどうしてこの理屈が理解できないのか・・。

更には経験がないので駄目だとか・・・。

経験がなければ駄目なら赤ちゃんの時から政治家でなくては駄目なのかい


今の現状のままで良い訳はないでしょう・・・・・。