低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

マンションの地下駐車場の止水工事

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休み明けは連休前に残していた工事の仕上げです。

フロッグによる止水の方法は当店独自の施工方法なのですが、この工法についても広く知ってもらいたい

と思います。

今回のマンションの止水は前回に施工した方法では止水が出来なかったということで廻りまわって当店に

施工の依頼がありました。

前回に行なわれていた施工の方法について説明しますが、決して中傷ではありませんので誤解のないよう

にお願いします。

止水工事は公的にもその施工方法については特別に決まったものはありません。

どんな方法であっても完全に止水が出来れば目的は達成できるのです。


今回に行なわれていた方法は、漏水している切り付け部分に5㎜ほどの穴を穿孔して、そしてグリスポン

プで発泡ウレタン樹脂を注入しています。


正直な所・・こんな方法で止水が出来るとなるとそれはまるで夢のよう・・・。


小さな幅のひび割れには高圧のポンプでは注入できないから低圧注入工法が開発されたのですから。

グリスポンプで簡単に隙間に樹脂が入るのならフロッグの特許も必要はありませんし、同業他社も低圧器

具の価格競争も必要はありません。


微細なひび割れは穿孔してグリスポンプでの注入はできません。


樹脂についても、発泡ウレタンの水中反応型の樹脂は水に反応して発泡する樹脂ですが、この樹脂はあく

までも一時的に止水する方法です。

例えば水が無くなってひび割れの中が乾燥してくるとスポンジ状になった樹脂は縮んでしまいます。

再度水が来てもスポンジ状には戻りません。

再度漏水が始まります。


発泡して止水が出来たら何らかの方法で埋め戻すような方法が必要なのです。


何故、こんな基本的な事が解らないまま工事をするのでしょう・・。


工事を依頼する方に大きな責任があるのではないかと思います。

漏水施工がいかに難しいかが解っていないのだからと思います。

経験がある施工店では止水工事だけは断るという事が良く言われています。


それ程に厄介な仕事なのです。

水と対決するのですから。

工事費が高くとも専門店に頼んでください。


常傭の人工仕事ではできません。(日当費用での仕事)





話は変わりますが

休日の2日間はソフトボールの練習と試合でした。

敬老の日には3試合をしたのですが、試合前の挨拶の時に若い相手チームに今日は何の日か解っているでしょうね・・・と言ったら

ハイ、と素直な返答。

初回にいきなり4点を取られて・・今の若いもんは礼儀を知らん・・と。

自分ではそんなに球速は落ちてはいないと思ってもこんなにフリーバッティングのように打たれたのでは

老いは知らず知らずに忍び寄っているのだと・・・。

気持と体力のアンバランスはいかんともしがたいのです。

ウインドミルを始めてもう30年にもなるからね。

肩も腕も筋肉も、疲労劣化をしているのでしょう。

三試合目は緩急に気をつけて投げたせいか自責点は2点・・勝ちました。

今期は今までで6勝4敗です。

あさっての日曜日は区長杯です。

二試合目の登板予定です。


頑張るです。