写真は上の方は駐車場の内部からの低圧注入の施工中です。
下の写真は外側にあふれ出したエポキシ樹脂です。
この部分のひび割れ幅は平均で0.3㎜です。
フロッグで注入できるのはひび割れが貫通していれば最少0.05㎜までは充填ができます。
フロッグでの低圧注入の場合は樹脂を内部に発生する圧搾空気で押し入れますが丁度トコロテンを突き出す状態に似ています。
反対側に樹脂が流れ出したからと言ってひび割れの中に押し入った樹脂が全部流れ出してしまうと言う事ではありません。
この現場の住宅施工会社はこのひび割れについて何とかしたいと言う事でインターネットから連絡がありました。
もし、低圧注入工法を知ることが無ければこの基礎についても0.3㎜程度なら構造的には問題なしということで、仕上げ材を塗って引き渡していたとのこと
お客の為に何とか探し出して施工まで漕ぎ着けるという熱意にはこの担当者の誠実さを感じます。
施主には解らない事なのですから。
『あんたは・・エライ』