低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

動物愛護は厳しい躾が大事です

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写真はフロッグのMAXラインまで注入した状態です。
この状態から数分後には樹脂はなくなりました。
ひび割れの中が裏側まで貫通しているのでしょう。

このMAXラインまで樹脂がある時は上の空間には空気が圧搾されていてその圧力は0.2Mpa(2kg/cm2)までになっています。

解りやすく例えれば、たしか乗用車のタイヤの空気圧は2kgではなかったのかと思います。
空気の量が違いますが、その圧力は同じ程度だと思います。
なんだかすごいですね。

雨が降ると涼しくなるのが常識なのにどうしてこんなに蒸し暑い夜なんでしょう
異常気象が原因なのでしょうか。

雨が続くとコンクリートのひび割れは少しですが狭くなります。
補修する時はコンクリートを乾燥させると元のように広がりますよ。
注入するときに覚えておくといい仕事ができます。

話はいつものようにこの辺から変わりますが、今日軽井沢町の熊被害とその対策を報道していましたが
動物愛護の精神はヨーロッパ、アメリカに較べると日本はまだまだ後進国だと思いますね。

今回はNPOの方達が捕まえたりしていましたがそのやり方を見ているとつくづく動物がわかっていないのではないかと思いますね。

熊が住宅の庭まで入ってきてゴミ袋をあさって食べているとか、人にも襲って怪我をさせたそうです。

それでNPOの方達はどうしているのかというと、熊用の罠を仕掛けて捕まえているのですが、その殆どの熊には大きな首輪が付いていて皆発信機を付けているのです。

えっ、なんで捕まえた熊は首輪をしているの?
人を襲う熊も大きな首輪をしているのです。

つまり、捕まえては逃がし、捕まえては逃がしてを繰り返しているのです。

前にアメリカのロッキー山脈の町で同じような熊の対策をしていましたが、やっている事は同じようでも熊に対する考え方は全く違います。

アメリカのその町では罠に掛かった熊を簡単に逃がしたりはしません。
数日間人間が棒でつついたり、犬をけしかけたりして徹底的に人間に対しての恐怖感を植え付けます。
そして山奥に逃がすのです。

軽井沢の場合はそれに似ているような事はするのですが、丸い筒の折の中に入れたまま犬に吠えさせるだけで逃がすようなのです。
小さな折の中からは熊は犬の吠える声は聞こえますが多分姿はあまり見えないでしょうし、人間は犬の鎖を後ろで持っているだけで全く当事者ではありません。

あの大きな熊が小さな犬が本当に怖いのでしょうか。
常識からすると熊は犬に襲われた事もないでしょうから、うるさいとは思ってもさほど身の危険は感じないのではないかと思います。

だから何度も捕まるのでしょう。

動物愛護という観点から熊を叩くとかは絶対にしてはいけない事と思っているのではないかと思います
そんなに大事に思うならあの大きな首輪は虐待にはならないのでしょうか。
私が熊だつたら一生あんな大きな首輪を付けられていたら絶対に厭ですね。

発信機を付けてなんの意味があるのでしょう。
市民が全員受信装置を持っているわけではありませんから熊が傍に来てもわかりませんし。
受信機をもつているのはNPOの人だけでしょう。

このことは丁度人間の子育てと似ていますね。
口うるさい母親が毎日毎日くどくどと文句を言っても子供にはあまり効果はありませんね。
でも父親が一度でもひっぱたくと緊張感ができて言う事を聞くようになることがあります。

特に、幼児の場合は痛みによって躾けるという事が良い場合があります。
赤ちゃんにも人権があるとか言って何をしても良い子、可愛い子とかで躾けないでいるとある時期になると善悪が理解できない取り返しが付かない人間になってしまう事があります。

私達の子供の頃は野良犬を見ると理由も無く石を投げたり棒を持って追いかけていったりでいじめていましたが、野良犬は子供が天敵のように思っていたのか人間が野良犬に襲われた話しなんて聞いたことが無かったような気がします。

当時の野良犬君達ゴメンね、遊びが無くて、君達を追いかける事しかなかったもんで。
でも、怪我はさせなかつたもんね。
えっ、石が足に当って毛が少し抜けてまだらになって、仲間からまんだら犬と言われていじめられたってかぁ。

許せ。

観光地の猿の被害についても今回の熊対策も同じで、本当に熊とか猿を守りたいのなら人間との違いを解らせる方法を取らない限り共存はできないと思います、

首輪を付けていた熊が隣の県の条例で駆除(殺された)といって悲しんでいましたがそれは当然の結果だと思います。

発信機を付けて逃がす時に餌もやらないで徹底して怪我をしない程度に殴ったりして人間の怖さを教えたら人間の近くには来なかったかもしれません。
殺されなかったかもしれません。

人間の食べ物を食べると自然界のバランスが無くなって熊は増えるでしょうし増えたら駆除(殺害)されてしまいます。
本当の動物愛護の精神は発信機の取り付けではなく、厳しい躾です。
その次の対策はむごい事ですが避妊の処置が先かもしれませんね。