低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

ひび割れ補修は高価であっても低圧注入が建物にとってはベストなのです

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写真はひび割れ幅が8㎜以上もありますが、補強するなら低圧注入がベストなのです。

この建物の改修工事の仕様ではUカット工法だつたのですが、建物の為にはひび割れの中にエポキシ樹脂を充填する方が遥かに良いと言う、しつこい程の私の説明で仕様を変更してもらったのです。
人の役に立てて良かったよねフロッグ君。

Uカット工法はひび割れの表面だけをシールする方法ですから、こんなに大きなひび割れだとひび割れが貫通している裏側からの空気、湿気の流れを止める事はてせきません。

当然の事ながら鉄筋の腐食は避けられません。

低圧注入の場合は最初に防錆材を注入して、その後に接着の為のエポキシ樹脂を注入が出来ます。

確かに費用はUカット工法よりは3倍は掛かりますが、建物の為を考えれば低圧注入工法が断然良いのです
費用だって今回の改修工事費全体から見ればその価格差は微々たるものなのです。

素人だってわかる筈です。

でも、残念ながら未だに圧倒的にUカット工法が多いのです。
建物のオーナーに直接説明できれば変わってくるのだろうけれどそんな事はできないものね。

話は変わりますが先月末に高崎の少林山(ダルマ寺)に行って久し振りにダルマさんを買ってきました。
最近、あまり良い事が無いので少しは信心に心掛けようかと・・・・・。

お寺の紅葉があまりにも綺麗だったので感動していたら、仲間から歳をとると好みが変わるねって言われて初めて気がつきました。

今の今まで、紅葉なんてものには全く興味もなく、綺麗だとかそうでないとかの違いさえ解らなかったのに今日はその美しい色合いに感動して・・今の己はどうしてしまったのでしょう。
歳相応になったのでしょうか。

隠れていた感性が急に出てきて、そして鋭くなって、今ならピカソも理解できるかも。
燃え尽きる前のあがきなのかい ? ダルマさん。