今日はひび割れ注入の話から離れて本の話し
12年前に出した本なのですが絶版になつて5年にもなるのにインターネットを通じて購入すると図書カード付きの新品が送っているのはどうしてなのでしょうか。
誰かが沢山買っていたのでしょうか。
それとも素人には知られないからくりがあるのでしょうか。
出版社との共同出版でしたから殆ど知り合いの方しか買ってはいないはずなのですが。
契約うんぬんより未だに市場にあるというのは嬉しい限りです。
自分の本をどうしても陳列したいと言う事で、本屋さんで正規に購入してすぐにブックオフに持っていって150円で売るような事をしていました。
1200円で買って150円で売るわけですから大幅な赤字ですが数日するとブックオフの陳列棚に置いてありますからちょっとした作家気分になれるのです。
会社の気になっていた女性とそのブックオフの前まで来た時に、ちょっと見たい本があるからと言っていかにも知らん振りで『えつ、こ、これは僕の本じゃないか』。
記念に買ってあげるよと550円を出して結局は1600円の損なのですが。
見得を張るにも高くつきます。
めまぐるしく変わっていく時代に育ったその時の感情を当時の子供達に教えておこうという事で書いたものです。
ノンフィクションですが所詮素人のものですから読むにはそれなりの覚悟がいりますぞ。
傍にフトンを敷いて胃薬と頭痛の薬と更に睡眠薬も必要かも知れません。
雨が降って、寒くなって、そして長く一緒に過ごした人と別れた時、更には独りの時で腹が少し減った時には無性に何かを書きたくなります。
こんな千載一遇の時は一生に何回もありませんが、こんな時に書いた本は感動で涙が止まらなくてそして食欲が増進してギャル曽根も真っ青になるよ。
ほんと・・・。