群馬県庁に保存されている歴史ある昭和庁舎の部分的な補修工事です
県民に愛されている歴史ある庁舎の施工に我々が関われて本当に嬉しいと思います
改修工事では当然ですが特に気をつける事は、現状を変えない、壊さないそして付近を汚さないという事
です。
庇のモルタル部分の剥がれ補修と石の壁面にひび割れが発生している箇所の注入工事が仕事となります
仕事そのものは非常に簡単なのですが、汚さないで確実な施工が要求されます
仕事中の写真は無いのですが、仕事にはなんの問題もありません
このように汚してはいけないような現場はやり過ぎるほどの養生が必要です
いずれにしても3日間の仕事なのでゆっくりと丁寧に施工することが大切です
庇の天井のモルタルの剥がれ箇所は白くエフロが付着していところは広く剥がし取ります
更に他のモルタルが浮いている箇所を確認してピンニング注入をします
面積が狭いために穿孔した個所を開けたまま空気を逃がしながら全面樹脂注入を行います
打診棒で何度も確認したら穿孔した穴を補修して後は左官屋さんにお願いします
モルタルの剥がれた部分は出ている鉄筋をケレンして最初に錆止め剤を塗布します
その後はエポキシ樹脂をプライマーに使用しそして軽量エポキシ系樹脂モルタルで補修します
この軽量樹脂モルタルは比重が0.9程度ですから仮に落下してもモルタルほどの衝撃はありません
ひび割れ注入はフロッグ工法で施工します
当然ですが剥離性の仮止めシール材を使用して、注入した樹脂は超低粘度型と低粘度型の樹脂の2種類
でした。
なんとか廻りを汚さないで終わりました・・・・ほっ・・。
近くの利根川にかかる橋の近くのラーメン屋さん・・うまいっす。