低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

ひび割れ注入工事の笑えない体験

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写真は戸建住宅基礎(駐車場)のひび割れ幅の測定(クラックスケール)

国道のバイパス工事の場合
街中の国道に替えて郊外を通す新しい国道の工事ですが、整地された土の上に橋桁が延々と続きまるで中東の遺跡のように並んでいます。
道路が付けられていない橋桁の並びには人間の力を誇示しているようにも見れます。

この橋桁の一つが問題なのです。

橋桁の型枠にコンクリートを流し込み型枠を外したら地上に近い所の3メーター四方はまるでミイラの骸骨姿のように鉄筋がむき出しになっていたそうです。
原因はともあれどうするのでしょう。

こんな大きなジャンカは見た事がありません。こんなものもジャンカと言うのでしょうか。
驚くよりもどんな方法で補修をすればいいのか経験がありません。

造り替えればいいのでしょうがこんな大きなものを造り替えるとなると期間が間に合わなくなるのではと心配です。
私の協力は少しは役立ったのでしょうか。

公団の現場事務所でうなだれていた無口の建設会社の人達の丸い背中が今も頭の中に焼きついています。
頑張って下さい。
いつかはそんな事もあったとあかちょうちんで話せる日が来ます。

苦しい事も、楽しい事も延々とは続かないものです。

明日の工事は雨で中止かな・・・・。