低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

女子高の寮の地下室のひび割れ

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写真は新築の女子寮の乾燥室の壁面のひび割れです。
下の写真は注入完了後にフロッグと仮止めシール材を取り外している状況です。
出来るだけ下地を傷を付けないように簡単に外れるようなシール材を使用しています。

ひび割れは隣の部屋に貫通しています。
地下室の場合は一般的には二重壁構造としますが、ポンプ室は直接仕上げとなっています。
コンクリート打設の場合に工期を急ぐ為に予定より早めに型枠を外してしまうといわゆる若年コンクリートの時期にひび割れが発生しやすくなります。

特に型枠を外す頃に梅雨の時期となっている場合はひび割れの発生が多いようです。
一度、このような事のデーターを誰かが集めてくれるともっと自信を持って言えるのですが、あくまでも経験から判断しての意見なのでその裏づけはなんにもありません。

このような隔壁のひび割れを補修しようという事は、一昔前まではあまり無かった事です。
当事者のひび割れについての意識が低いと、私はいつも言っていますが、振り返ってみればかなり進んできてはいますね。

特に地下室の場合は耐力壁となっている場合が殆どなのでひび割れは補強して欲しいものです。

まだ新築なのですが高校の女子寮のせいなのでしょうかほんわかと良い臭いがします。
一般的には地下に入った途端にカビとか湿気の臭いがするのですが、ここはお風呂場があるせいなのでしょうか良い臭いというか独特の厭ではない臭いがします。
臭いではなくて香りというべきなのかねぇ。