このような場所に低圧注入するのは珍しい事ですが、建物を傷めないで下地に発生した隙間を埋める方法としては最適な方法だと自画自賛。
症状は次のような事です。
浴槽の排水をした後にもタイルの目地から水が流れ出してくる。
目地がエフロ（遊離石灰）で白くなっている箇所がある。
普通の場合は排水をしてしまえば浴槽の中はすぐに乾燥しますが、この浴槽の場合は排水してお湯がなくなっても暫くはタイルの目地の隙間からお湯が流れ出してくるのです。
浴槽にお湯を張ったときにタイルの目地から裏側の隙間にお湯が溜まってしまうのだと推察できます
裏側に発生している隙間はタイルを接着している樹脂モルタルと下地のモルタルの間なのかもしくはコンクリートとモルタルの間の隙間なのかは表側からはわかりません。
どちらにしろその隙間にお湯が流れ込んで逆流してくるのですからその隙間を埋める事が解決の方法だと思います。
隙間に注入する樹脂は水中硬化型エポキシ樹脂を使用します。
お湯が逆流する箇所から低圧で注入を行っています。
注入が終わり樹脂が硬化したら全て剥がして撤去しますが、いつものように剥離性の仮止めシールを使用していますからタイルなどは殆ど傷がつきません。
樹脂は際限なく入って行きましたが途中で排水口付近の目地から水が湧き上がってきましたので注入した樹脂が内部の水を押し出しているのだと解ります。
それ以上注入するとエポキシ樹脂が目地から溢れてきますからこの程度でかんべんしてあげましょう。
エポキシ樹脂は硬化してしまうと人体にはまったく影響はしませんが、未硬化の時には油のようなギラギラしたものが浮いてきますから使用するのはせめて2日間は養生が必要です。
この後数日間様子をみましょう。
もしまた逆流してくるようなら再度別の箇所から注入する事が必要となります。
止水工事を行なっている業界での常識なのですが、必ず一度で止水できると言う事は約束はできません。
殆どは一度の工事で解決しますが、見えない箇所への手当てなので場合によっては完璧ではない場合もあります。
そして相手は水ですから一度止めても水は他の箇所を探して思わない箇所から流れ出す場合もあります
再施工はお互いに（施主と施工側）最初から覚悟しておく必要があります。
話は変わりますが、年金、ガソリンの暫定課税、後期高齢者医療負担等々・・・・。
どうしてこんな風に訳のわからない事ばかりなのかとマスコミも評論家も嘆いていますが理由は簡単だと思うのです。
一党独裁の政治を国民が長期に亘って任せたからでしょう。
途中に短期間に連合政権もありましたが殆ど何が何んでも自民党だったからそのつけが今になって出てきたのでしょう。
今だに自民党以外は政権能力が無いからなどという国民、評論家がいるのですから国も滅びますよ。
どうして今の国会がねじれなのでしょう。
二大政党による政治が理想的だと言いなが意見がまとまらないとねじれと言う。
決してねじれてはいません。
多数の国民が民主党に投票したから今のように問題点が表に出てきたのです。
役人に緊張感が無いのは長期政権に馴れ合いがあったからからなのです。
社会保険庁のずさんさは結局は国民の選挙の選択の上にあると思いますね。
自民党の議員がどんなに不正な事をして逮捕されても選挙をしてみればその人は当選するのだから呆れてしまいます。
何があろうとも選挙になれば毎回、毎回同じように自民党の圧勝なのですから、自分の事しか考えない馬鹿な国民に今はつけが廻ってきたのですよ。
暫定課税の期限が切れてガソリンの価格が下がると言う事について、国民に混乱があるなどと訳のわからないことをマスコミまでもが言っていますがどこに混乱があるのでしょう。
これから価格が上がると言うのなら安いうちにと混乱するかもしれませんが、少なくとも1ヶ月間は下がるのだから慌てて満タンにしてもしょうがない事だと言う事が解りませんかね。
マイカーの場合は一度の満タンでたかだか1200円程度の差ですよ。（50Lの場合）
どこで混乱しているのですか・・。
そのまんま東知事にはがっかり。
暫定税率が期限切れになりそのお金が下りないと県民の生活は大変になるとか・・・。
道路を造らない事がどうして県民の生活が大変になるの？
一般の県民はガソリンが安くなる方が遥かに嬉しい事でしょう。
どこに目をつけているのだよ。
タレント時代よりも多くテレビに出ているようだけど県の仕事はちゃんとやっとっとね。
道路よりも大事な事が山ほどあるのになんば言いよっとね。
所詮道路族の県議員などから言われてそのまんま言っているのだろうけど。
ひょっとして道路財源として下りたお金をこっそり他の一般財源に回しているの・・・まさかね。
