写真は建築中の建物の切り付け部分からの漏水を処理している状況です。
止水工事は施工してみないとその結果は判らないというなかなか厄介な工事ですが、フロッグの導入路工法で施工するとほぼ確実に止水が出来ます。
施工の方法は簡単に説明すると、コンクリートを打ち継いだ切り付け部分に5㎜の溝をつくりその中にネット状態のパイプを挿入してそして水中硬化型のエポキシ樹脂をフロッグで低圧注入を行います。
この方法を使うと仮に打ち継いだコンクリートのひび割れた部分に樹脂が侵入しなくとも切り込んだ溝の中にはネットに染み込んだエポキシ樹脂が圧力を掛けたまま硬化していますから雨水等の浸入は確実に止める事が出来ます。
殆どの場合は漏水した箇所のコンクリートを深くハツリ漏水している箇所を目掛けて急結セメントで押えますが、この方法ではなかなかポイントの箇所がわかりにくくそして大掛りとなります。
さらには柱、梁等は強度に問題が出てきます。
この導入路工法が広く普及すると良いのですがなかなか個々の力では大変です。
第一に建設会社がその場しのぎで取り敢えずなんとか漏水が止まればそれで良いのですから。
強度とか将来の影響とかはあまり考えませんから、身近な取引先に依頼するだけで終わりになるのです。
自分で調べて専門の会社を探そうとはしませんから、いつまでたっても専門の知識を持った会社は育ちません。
建設会社の閉鎖性なのでしょうね。
このような工事は余分な持ち出しの工事ですから建物のことを考えるよりも安く何んとか済ませたいと言うのが要因なのでしょうね。
話は替わりますが。
後期高齢者医療保険、年金、介護医療保険等などは全く非常識な制度だと殆どの国民は思っているでしょう。
でもこのような制度を制度化したのは皆さんに人気がある小泉元首相ですよ。
やらなくても良さそうな郵政事業をわざわざ民営化して、こんな大事な事には痛みは皆さん方にも・・。
こんな事を平気でやっているのにいまだに人気があるとか。
だから馬鹿な国民だと思うのです。
この期に及んでも自民党を支持する人が多いのには・・・・駄目だ、この国は滅びるぞ・・・。
だからと言って他国へ亡命はできないしね。