写真は床スラブのコンクリート粗面に剥離性シール材を使用した場合の跡に残る染みの様子です。
この建物の場合は現在のコンクリートの上に炭素繊維をコーティングしてモルタルで下地の処理を行います。
このように注入の跡を問題としない場合は良いのですが、モルタル及びコンクリートの粗面が仕上がりの場合にはこのシミが問題となります。
剥離性の仮止めシール材の場合はシーリング材と同じような素材を使いますから、下地が浸透するような下地の場合は殆どこのようなシミになってしまいます。
下地に澱粉を塗布したり、石鹸水を塗布したりしますがなかなか決定的に優れた物はなかなかありません。
数年前からウレタン系シーリングでノンブリードといって仕上げ材(塗装、吹き付け材)に対してはこのようなブリード(滲み)が出ないような製品が開発されましたが、下地に対してはまだ解決はしていません。
需要が少ない事もありなかなかできそうもありません。
このような場合にどうしても滲みを出したくないと言う場合には、変性シリコーン系の一成分型の物を使用して下地には滲み防止材#439と言う製品を使用すると少しは滲みはなくなります。
私の場合はこのような時に速乾タイプのエポキシ系の仮止めシール材を使用します。
施工は少し手間が掛かりますがバーナーで炙りながらスクレーパーで削り取ると殆ど目立たなくなります
火気厳禁の場所ではつかえませんが・・。
明日の日曜日はオリンピックに出場した選手がいる女子ソフトボールチームが来るそうです。
子供達に教えるらしいのですが、私も参加する事になったのです。
何故なのか解りませんが、そのチームでのフリーバッティングの投手をするらしいのです。
この地区のチームには私よりも数段上のピッチャーがいるのに何故?
最年長のピッチャーだからかな・・。
普段、女子ソフトは男子の中学生レベルなんて貶していたからかな?
兎に角、精一杯投げてきます。
秋の日に、僕の全力をかけた快速球に赤とんぼが乗っかって爪楊枝を使っていた事は内緒にしておこ
う・・・。