工場の床がコンクリート打設後1年目でひび割れが発生。
お盆休み前に補修工事です。
郊外の工場団地の中にありますがこのひび割れは、弱い地盤とか不等沈下などの原因ではなさそうです。
建築会社の方が養生が不備だったと悔やんでいる通り明らかに養生不足のようです。
ひび割れが表面から下まで貫通している箇所は1/3程度で残りは表面だけのひび割れです。
ひび割れの位置もその方向性は定まっていません。
表面だけのひび割れに見られる形状をしています。
ひび割れが真ん中辺でいきなりなくなったり、丸くなったり、明らかに乾燥収縮によるひび割れと判りま
す。
フロッグを取り付けてから超低粘度型のエポキシ樹脂から注入を始めると案の定、樹脂は横に走る箇所が
多くあります。
貫通していないひび割れの場合は樹脂は横に走るのです。
作業は、涼しくて広くて他の業種との絡みもなくて、そして休憩所もあり非常に良好です。
たまには工場の仕事も良いと勝手な事ばかりのたまうおじさんたちです。
工事の期間は3日間で完了です。
フロッグのセッティングに1日
2種類のエポキシ樹脂の注入に1日
フロッグと仮止めシールの撤去そして清掃で1日です。
今回の工事は数量の追加もなく施工期間も当初の予定通りでした。