低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

地震によるひび割れの注入

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地震の揺れによるひび割れと建物のムーブメントによるひび割れの違いが今回の経験でほぼ解る様になり

ました。


地震の繰り返しの揺れによるひび割れは、ひび割れの周りに小さな欠けが発生している場合が多くありま

す。

建物の動きとか、乾燥収縮によるひび割れの場合は割れているだけでその周りに小さな欠けとかはありま

せん。

地震の揺れの場合は一度ひび割れてから更に次の揺れでひび割れ部分が擦りあう為だと推察します。


今回の北関東の建物の場合はその症状が顕著に現れています。


写真は注入後の状態ですが、最後にグリス状の硬いエポキシ樹脂を注入していますからひび割れの表面に

近い箇所まで樹脂は上がってきています。


通常は低圧注入工法は樹脂の収まりが表面から10㎜程下がったところになりますが、硬い樹脂を注入する

とひび割れの中が抵抗がありますから樹脂は表面に上がってくるのです。

この理屈を覚えておくと良いと思います。


特にひび割れ幅が大きい(0.7㎜以上)場合には硬い樹脂を最後に注ぎ足すとはっきりと注入したことが

解ります。


施工後にひび割れの中に樹脂が見えないと、なんとなく不安に思うお客さんが一般的ですから





この一週間は朝は4:30分に家を出発していましたからブログを更新する時間はとても無かったのです

今日は、やっとひと段落です。


朝がそんなに苦にならなくなったのは間違いなく老いて来たからなの・・・・?

そういえばこの数年間は遅刻は全くないもんね。

約束の日と時間は間違ったことはあるけど。