低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

米軍基地の宿舎のひび割れの場合

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引渡し1ヶ月前の床のひび割れ補修です

我々がひび割れに注入をした後に左官屋さんがひび割れの上を補修して、そして内装屋さんでPタイルを

貼って完了との事。


このような場合は仮止めシールを剥がした後にシミとか汚れが残ってもなんの問題もありません

我々も液漏れなどには大して気を使わないで充分に沢山の樹脂を注入できます


今回の仮止めシール材はウレタン系の2成分型を使用します

手間は掛かりますが、安くてそして何よりも剥離性に優れるためにこんな条件の場合は必ず使用します


剥離性シール材は数社で生産していますが2成分型は1社だけです


注入を生業にしている職人さんならこの2成分型を使いこなして欲しいと思います

カートリッジガンなら使えるけどコーキングガンは使ったことが無いというような職人さんが多いのは

がっかりです。


2成分型のシーリング材を使えるようになれば、仮止めシール材がなくなった場合に緊急には通常のシー

リング材(変性シリコーンとかウレタンとか)を使用することもできます。


えっ、普通のシーリング材を使うの・・剥離性は大丈夫?


任せてください・・・。


だてに長年注入をやつているわけではありまっせん。


事前にひび割れの周りに石鹸水を塗って乾燥してからシーリングすると殆どの場合は簡単に剥がれますよ


そして決して注入の圧力に負けて液漏れ、破裂はありませんよ。


近いうちにその特別な石鹸水を造りますよ。


市販のシリコーンだって使えますよ。

但し、後処理で塗装の場合はシリコーンオイルが残りますから使えませんが・・。



剥離性シール材を市販のシーリング材で兼用できたら安価で便利ですよね。



次回は漏水の現場です・・・。