低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

ひび割れ補修の現調は

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今日は雨です。


今週のひび割れ調査は宇宙に行かれた女性宇宙飛行士の記念館の補修工事です。


当店の仕事はひび割れ補修における注入工事なのですが、ひび割れの調査の時になにが何んでもひび割れ

の全てを施工するのだという、そんなやり方はしません。


もっとも、お施主さんから注入可能なひび割れの全てを施工してという要求ならばそれは喜んで全てを見

積りしますが・・・。


施工する必要性は次の症状から判断しています。


梁と柱そして基礎に発生しているひび割れ

梁下から床まで繋がっている場合

開口部から床まで繋がっている場合

白い遊離石灰が流れ出している場合

継ぎ足したモルタルの肌別れ

幅が0.3㎜以上の場合

貫通していると確認できるひび割れ

擁壁,堰堤、橋梁、ダム等々は大小に関わらず必要



必要としないひび割れは

壁面の場合に部分的に短い1m以内のひび割れ

0.2㎜幅以下のひび割れで貫通していないと確認できる場合

1㎜以上のひび割れで可動が予想される場合

等々・・・・・。


ひび割れの補修についての根本的な考え方の違いによってこの必要性などはそれぞれに変わってくると思

います。

コンクリート構造物が微細なひび割れによって短期で突然倒壊するというようなことは常識ではありえま

せん。

但し、橋梁とか重要な基礎部分についてはあり得ますよ・・。


阪神の震災の時にJRの橋げたにひび割れが発生していてそこから崩壊した例もあります。

もっともこの場合はコンクリートの中に大きな木片が入っていたという事もその要因のひとつでしたが


一般的には、ひび割れから湿気、水等が進入し内部の鉄筋を腐食させて、そしてその付近を中性化してし

まうという長期的な劣化を防ぐという事が大きな目的だと考えているのだと思います。



私もそう考えています。




話は変わりますが福島原発の事

2号炉、3号炉の内部は高放射能で内部には入れないということです

周りの地域で除染をと言っていますが、この炉にはフィルターなんて付いていないし3号は屋根もないの

ですよ・・・。


今も放射能は外に流れ出している筈なのにどうしてこれが問題とはならないのでしょうか・・・。


1号炉のように建屋で囲んでフィルターを取り付ける事が先だと思うのですが。


どうして原発が気になるのかって?

原発暴発阻止決死隊に登録していて本気で行く気でしたから・・。


汚染水を止水するのに新聞紙とかオムツとかを使うとかは、とても専門家では考え付かないものだか

ら・・専門家が手助けしようとの呼びかけでしたからね。


その決死隊は今は名前を変えて付近のモニタリングをしているらしい。

モニタリングの専門家なんてそんなに沢山いたの・・・・・?