あけましておめでとうございます
今年もひび割れ補修の低圧注入工法について性懲りも無く相変わらずの報告を続けさせて頂きます
ごひいきの程宜しく願い致します
毎回の現場にあわせて色々な問題点等を挙げて報告していますが、見る方によっては偏った意見ではない
かと思われる場合も有るのではないかと思います。
この点については出来るだけそのように成らないようにと毎回気をつけていますが、もしもそのような表
現があった場合には、決して悪意がある訳ではありませんので宜しくご理解をお願いします。
私自身、根っからの職人ではありませんが、この報告はできるだけ自分で実際に施工している現場からの
経験に基づいての結果を報告しています。
サラリーマン時代から職人に憧れていたという事もあって、その職人気質はより高くありたいと思ってい
ます。
さて、写真ですが
上の写真は、二枚の板を(表は透明のアクリル板、裏はベニア板)合わせて隙間は0.3㎜としています
これはコンクリートのひび割れを想定しています
下の青い写真はその合わせた板の透明(表)の方に1㎜程の穴を開けています
これはタイルの浮きを想定しています
それぞれにフロッグで注入したら、樹脂の動きはこのようになるのですよという説明です
もっとも実際の現場ではこの隙間は決して一定ではありません、凸凹だし場合によっては巣穴もあるかも
知れません。
でもどんな場合も隙間と樹脂の硬さが適合であれば必ずこのように樹脂は広がっていきます
上の二枚目の写真の樹脂は少し下の方に流下していますが、この隙間に対してこの程度の流下は許容範囲
となりますが、理想的にはこの後にもう少し硬い低粘度型の樹脂を注ぎ足すと完璧となります
お正月は食っては寝るの繰り返しでしたから、さすがに太ったようで駅の階段を一気に二段とびで上がる
と息切れします。
今度の連休はソフトボールの練習日なので2日間徹底してアメリカンノックを受けましょう
今年は景気もよくなって皆に仕事がたっぷりとまわると良いのですが。