低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

漏水しているひび割れ

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連休中に取り掛かっていた注入工事が昨日の日曜日に終了しました

注入の効果についてもほぼ合格だったと満足できる仕事でした


役所の人たちも大変に協力的で環境としても申し分ない仕事でした

但し今回の施工についてはひび割れから漏水している状態での施工を予想していましたが、既にひび割れ

は乾燥していて普段の低圧注入工法で充分でした。


まあ、ひび割れの固定と漏水補修が出来るとそれはそれで合格との事なので通常の方法で施工です


写真は既にエフロ(遊離石灰)の流失は過ぎて錆び汁が多く流れ出しています


この部分は地下2階の天井なのですが、何故天井の真ん中にコンクリートの継ぎ目があるのでしょうか

それにこの漏水してくる水はどこから進入してくるのでしょう


これだけの錆び汁が流失してくると言う事は、この天井の裏側には常に水か溜まってくると言う事だと推

察できます。

地下水が浸入してくるという事は考えにくい場所なので私なりに推察すれば・・・清掃の時に洗った水が

階上の床の隙間から入り込み二重天井の間に溜まってしまったのではと・・・。

階上の床面には排水の溝などはありませんし、清掃の時に水を流した後に雑巾で確実に拭き取れるのか

と思うと・・疑問が残りますよね。


フロッグの天井用は圧力がなくなると写真のようにフロッグのタンク部分に樹脂が残ってしまいます

来月からは新型に替りますから、この気になる残った樹脂は全てひび割れの中に進入してしまいます

土木関係では、樹脂が残ってた方がもう入らないと言う証拠で良いと言いますが・・・そんな事はありま

せん。

追加すれば幾らでも樹脂は押し入れられます。

定量の3倍ほども注入したからこれでやめたのです


この高層の区役所についてはまだまだ施工したい箇所が幾らでもあります


予算が付いたらぜひ当社をご指名下さい・・と言っても・・入札ですからね、


運がよければ当店にまわってくるかな・・。