低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

住宅の基礎のひび割れの場合

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連休の始まりには首都圏の戸建て住宅のひび割れ補修です

事前にネットを通じて、施工について色々な質問がありかなり勉強された方達だと思います


ひび割れ注入工事を生業としていれば、なんて事ないような事も初めての方なら色々な不安な質問もしご

く当然の事かと思います。


例えば車の故障なら、それこそ製造しているその車種のメーカーのディラーに相談すればそれは直ちに

説明をして貰い、そして故障したところは元通りに戻りますが、建物は必ずしもそういう風にはなりま

せん。


住宅の基礎にひび割れが発生した場合には、建物を造った工務店に相談しても殆どの場合はその補修方法

すら知らないのではないかと思います。


一般的には・・・

『鉄筋コンクリートに発生するひび割れは宿命的なものだから、直ちに問題となる瑕疵でもありませんし

それはあまり気にしないで・・』

と言うコメント程度で終わるのだと思います。


でも、購入した施主の立場から見れば、車の何十倍もの買い物なのですから小さいと思われる傷もとても

気になるのは当然の事なのです。

ましてや、建物全体を支えている基礎部分なのですから・・・直ちに問題はないとしても将来はどうなの

となります。


立場を変えてみると色々と不安になることはよく理解ができます


そこで、いつも思うのですが施主と一緒に工事をするという意識をお互いに持つことが一番賢い方法なの

かと思います。

施主が気になるというような箇所があるのなら、気が済むように一緒に考えて施工しましょうと言う事な

のです。


これは施主と施工店が直接に向かい合った現場だけの事で、間に工務店、ゼネコンが入ったような現場で

はとても無理です。

利害とか本音では言えないと言う事が沢山でてきますからね


今回の場合は同じような症状がお隣もあると言う事で、同時に施工することになりました

そうです・・2軒一緒にひび割れ注入を行ったのです


施工についての問題点は全くなく、あえて報告するような特別の事はありませんが、2軒の家のご主人は

丁度私の息子ぐらいの年齢で・・なんとなく息子達に教えているような懐かしい気がしました



好きなように仕事をして、そして話しを聞いてもらって、いい仕事が出来て、更には色々とご配慮してい

ただいて・・・本当にありがとうございました。