低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

7年前にひび割れ注入したトンネル

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

先日は7年ほど前に改修工事をしたトンネルの現地調査です

来年度の補修予算取りのための調査、見積りです

この現場はフロッグを開発し商品化したばかりの時期で、私も職人さんも未だ初々しい時期だったと記憶

しています。

トンネルの中に入るのはそれこそ7年振りで、ひび割れ注入と止水工事の経日変化を見ることができまし

た。

ひび割れ注入についてもひび割れからの止水についても問題となるような変化は無かったのですが、注入

しなかったエキスバンション部に金属の受け樋を取り付けていなかった箇所については新しく水が漏れて

います。

ゴムの止水板が動きによって隙間が出来たのかも知れません


途中に地震がなんどもあった割には殆ど影響していないのには正直なところびっくりしています

施工したときには天井、壁面には1200mのひびわれが有ったのに,地震で一本もひび割れが発生してい

無いのはおかしいだろうと思いますが、無いのです・・そうぜんぜん無いのです・・・・・。


当時、我々の注入後に現場のコンサルタントと役所の方がランダムにひび割れの上からコア抜きを14箇所

を行ったのですが、注入は完璧というお褒めを頂いたという事もありましたから、再発はないと予想はし

ていたのですが・・・全くないというのもね・・・・・。


舗装した道路のアスファルトのひび割れから水が漏れていますが、フロッグ工法ではその対象ではありま

せん。

いずれにしてもフロッグ工法での予算取りは必要ではないようです


いい仕事だったと感謝して懐かしいトンネルとはお別れです・・・『グッドジョブ・・・やんかぁ』