低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

地下鉄電気室のひび割れ

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先週は地下鉄の夜間工事です

古い駅舎の狭いところに超高圧の電気が通っています

厄介な事にこの小さな部屋の壁にひび割れが発生して雨が降ると漏れてくるのです


『注意して下さい、間違って中に入ると高圧電気は体を引っ張るよ・・・・』

『専門の方が切断して確認をしてから入るようにして下さい』

『施工時間はどれくらいあるのですか』

『2時間程度で終わらせてください』

『では出来る範囲で施工しますが、次に入れるのはいつですか』

『今は未定ですが10日後ぐらいかな・・・・・』


と言う事で電気は通っていないと信じて、配線の間から体を入れて作業開始です


初日は速乾性のシール材でセッティングをして直ぐに注入をします。


注入はどんなに急いでもひび割れの内部が濡れているのなら水中硬化型低粘度樹脂を注入します


時間が許される限り樹脂の注ぎ足しは行います


少し残念ですが・・もう少し注入したかったと思いますが・・時間です。

止水はできたでしょう・・・撤去の時に雨が降っていると確認ができるのですが


電気室の暑いこと・・・サウナのごとし。



駅周辺は深夜の1:00を過ぎると別世界のように静かになります

街は適当に人がいた方が落ち着きますね


人がいないとなんとなく不安になります


深夜の田んぼの中と街の中では断然街の中の方が静かでしょう・・・・。

田んぼは蛙とか虫の働いている音がうるさいほどだもんね。