低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

低圧注入器具フロッグはマイナーチェンジです

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先月中旬の生産分からフロッグの床壁用を一部改良しています

フロッグの基本形はパテントですから変更はありませんが、重量を軽くするという事と台座の変形を防ぐ

と言う事を目的に改良しています。


つまり・・重量を軽くするという事は経済的にも多少は有利になると言う事なのです


フロッグは上市してから今年で8年になりますが、プラスチック屋さんからの値上げは既に3度にもなって

います。


その都度その値上げ分を当店で吸収しています。

今回の値上げについてもなんとか当店だけで対応していきますが、今回の樹脂の減量はその点では多少は

寄与できているのではないかと思います。



フロッグを軽くすると注入した時にその圧力でタンク部分が膨れてきます

注入時の強い圧力を器具でも吸収して、そして内部にある空気圧と一緒に樹脂を押し出すという利点が

あるのです。


ゴムの製品の場合はあまりにも弾性力があるために容器の中の圧力を高圧にという事は不可能ですが、プ

ラスチック製の場合は膨張には限界がありますから伸びの限界からは圧力は上昇していきます


フロッグの場合の圧力の限界は3.0Mpaですがこの数値は殆ど変化はありません


写真は左側が樹脂をMAXラインまで注入した時の器具の膨れた様子です

右は樹脂を注入していない状態のフロッグです


かなり膨れているでしょう・・・破裂はしないのかと心配になりますが5.0Mpaまで上げても大丈夫です


通常の使い方では5.0Mpaまでは上がりませんから安心しています


フロッグの改良についてはあと数件を考えていますが・・・あまり入り込んでしまうとガラパゴス化とな

りますから、振り返りながらゆっくりと実行していきたいと思っています



話は変わりますが


お見合いの写真を相手側に送るのに他人の写真を送って・・・故意ではない、悪意ではないでと言っても

お見合いの相手は怒るでしょう。

勉強不足とか教えてもらっていないとかの問題ではなくそれは常識,教養の範疇なのだ・・・。