お正月休みをいつもより長くしたものだから現場では体が鈍ってしまって動きがあまり良くありません
朝礼の前の体操が体を軽くしてくれます
さて、今年の初仕事ですが・・『なんだかなぁ・・』という気持ちです
この建物は30年ほどになりますがひび割れというひび割れにはUカット工法で処理をされています
今回の改修工事ではUカット時にシールしていたシーリング材そして樹脂モルタルを完全に撤去してから
樹脂モルタルで埋め戻してしまいます。
この部分には低圧注入は行いません
漏水している大きな幅のひび割れのみ低圧注入をするのだそうです
我々としてはUカットした部分もシーリング材を撤去したらひび割れが現れているのですから一緒に低圧
注入をしたいのですが、仕上げには炭素繊維で壁全面を覆うそうで注入は必要としないのだそうです
ひび割れた個所を固定しないでそのまま炭素繊維で覆ってその部分が再び割れないのでしょうか
高速道路の立ち上がり壁には最近は炭素繊維で包んでいますが、再発の割れている所を時々見ますが建物
でこんなに広い面積に覆って大丈夫でしょうか
そうなのです、そもそも最初に壁にひび割れが発生した時に最初から慎重に考えてひび割れの中に接蓄剤
のみを充填する低圧注入工法で施工していたらこんなにはならなかったのにと思います。
微細なひび割れなのにどうして幅10㎜深さ15㎜の溝をひび割れに沿って傷を造るのか解りません
コールドジョイントに至っては幅100㎜深さ30㎜の溝を造ってモルタルで埋め戻しています
型枠を外したらジャンカが多かったのかもしれませんがそれほどコンクリートを斫取る必要があったので
しょうか。
下の写真のひび割れたところもすべて下はUカット工法でひび割れの処理をしていますが経年変化でひび
割れてシーリング材も劣化しています
この部分も今回はシーリング材を斫り取り再び樹脂モルタルで埋め戻して炭素繊維で覆うとの事です
このような現場を見ると本当にがっかりします
美人でスマートな女性が好きな男性もいれば、ぽっちゃりで美人でなくても良いという男もいますから補
修方法も色々あっても良いのです・・・ねっ。
訪問された方たちの安全と商売繁盛そして金運も恵まれるようにと平戸の教会で祈ってきましたよ
