今年初めての更新です
あけましておめでとうございます
今年はフロッグにとって良い年なのでしょうか
ひび割れ補修における低圧注入工法が正しく理解されて本当に効果がある仕事だと広く認められるといい
のですが。
ひび割れの中には瓶のように底があるわけではありません
柔らかすぎる樹脂を沢山入れても樹脂はひび割れの中から裏側に漏れ出してしまいます
ひび割れの幅と樹脂の硬さには必ず適合性があります
器具のメーカーのなかでこのような原則が解っていない会社が未だにある事には本当にがっかりします
ひび割れの注入をしてその後に重大事故を起こしてから初めて自社の製品の欠陥が解るのではあまりにも
無責任だと思います
メーカーも勉強をして欲しいものだと思います
さて、長い冬休みで温泉地でのびのびしたせいか初仕事は狭い地下室なので酸欠になりそうでした
このマンションの漏水している地下水は温泉ではないかと・・・・・・中目黒で温泉なんて・・・
地下室に漏水している場合の原因の殆どは壁の切り付け部分なのですが、この建物の場合は梁から垂直に
発生しているひび割れからも漏水しています。
工事はフロッグ導入路工法で確実に止水します
1,ひび割れ、切り付け部分にサンダーで5㎜程度幅で溝を造ります
2,フロッグの取り付け穴を造ります
3,その溝にパイプネットを伸ばして挿入します
4,フロッグを取り付けます
5,取り付けるのは下地が濡れているので急結セメントで行います
6,1時間ほど養生したら水中硬化型のエポキシ樹脂をパイプの中が満杯になるまで注入します
確認は隣のフロッグに樹脂が流れ込んできたら完了です
7,翌日に撤去します
地下室でしかも人はほとんど入らないのでフロッグだけを撤去してシールはそのままにしておきます
ひび割れ等が再発した場合にはよくわかります
雨が降って地下水の水位が上がっても漏水しないのを確認したら完成です
次の工事は好きな群馬の前橋で浮き補修工事です
相方のおっさんと温泉に行ってもなあ・・・・なんだかなぁ・・・・・・・