今日から6月です
乗っ込みの黒鯛さんも浅瀬で産卵を済ませてもう沖の方へ帰ったでしょうか
今年も逢えなかったけれど来年こそは諦めて私の元へきて頂戴まっせ・・・・
さて、最近は住宅の基礎のひび割れ補修の依頼が多くなっています
住んでいる方達の意識が少し変わってきたのでしょうか
基礎部分にひび割れがあったとしても直ちにはなんの影響もないのですが、色々と勉強されて長期的に
は多少なりとも影響があるのなら早めに補修をしておこうという考え方なのかも知れません
シロアリ駆除にしてもシロアリに食われて家が倒壊したなんて話は昔から聞きませんが、気になるから
早めに対策をしておこうという話に似ているのでしょうか
シロアリの場合は殆ど見えないところで発生しますが、ひび割れについては常に目につく所ですから気に
したら毎日の事ですからストレスの原因にもなり兼ねますよね
気になるならならないように修理しようという事だと思います
新築なら尚更です
今回は築後10年経過の戸建住宅です
なんとひび割れた個所は1箇所です
僅かひび割れ50cmでも掛かる日数と費用は20m程度と同じですから、大変に割高となります
でもやりますか・・・・・・わっかりました
ひび割れ幅は0.3~0.4mmです
表側の仕上げのモルタルにもひび割れは発生していますから間違いなく樹脂は漏れてきます
このモルタルは一度剥がして塗りなおすとの事なので注入は漏れ出てくるまでとしています
住宅の基礎のひび割れの注入は表側のモルタルを事前に剥がさない場合は必ず床下から注入することが
絶対に必要な事です
面倒だからと言って外のモルタルのひび割れから注入するのは良くありません
必ず床下側から注入しましょう
表側に樹脂が漏れても構わないという了解を貰ったら遠慮なくどんどん沢山注入しましょう
樹脂を必要量以上も注入したとしても汚れる以外はデメリットはありませんから・・
今回は短期間の2日間で完了させるために仮止めシールは速乾性のシール材を使用しています
翌日の撤去は良く切れるスクレーパーでシール材、フロッグを削り取ります
ひび割れが一か所だけと言うのも珍しいと思います