低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

地下鉄通路のひび割れ

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今週は地下鉄のホーム横の通路のひび割れ補修です

駅が古いせいなのでしょうかひび割れが多くあります

今回は漏水しているひび割れ箇所の止水工事となります


得意とするフロッグ導入路工法の出番です


止水工事はひび割れが複雑な場合は数回に分けて様子を見ながら注入する事が必要です

上の写真の様に縦に一本のひび割れのように単純な場合は一度の注入工事でほぼ確実に終わる事ができま

す。


調査の時にこのひび割れの様子、漏水の様子をしっかりと調査することが大切です


ひび割れの上から4㎜幅の溝を切り込みそしてネットを装填してその上にフロッグを取り付けます


漏水が染みている程度の状態ならその濡れている箇所をバーナーで炙り一時的に乾燥させます


乾燥している状態が10分も続くのなら仮止めシール材は速乾性のエポキシパテで使用できます


今回の壁面はその方法で施工しています

各天井部分はポタポタと水か垂れていますのでこの箇所は急結セメントで仮止めを行います


この天井面については止水が完了後、一週間の様子を見てから天井を貼るそうです

その間に再度漏水した場合は再度施工となります


複雑なひび割れの場合はその箇所の水を止めると隙間をさがして他の所から出てくる場合が殆どですから

隙間を事前に探すことはなかなかできません。


待つしかないのです・・・。


ですから・・見積り額はは多めに・・ねっ。

今日は東京は大雪・・・と言ってもたかだか10センチ積もる程度ですけど・・大渋滞でした