低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

切り付けのひび割れ注入

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

コンクリートの切り付け部からの漏水についてフロッグで補修です。

地下室の場合は一般的にはこの切り付け部分からは漏水をするものだとしてあらかじめ二重壁にしてその

間を排水路として利用しています。

二重壁にした排水路に溜まった水は更に階下のいわゆる湧水ピットに落とします


湧水ピツトに溜まった水はある程度増えるとポンプで上部の排水路に流してしまいます


地下水の漏水については一般的にはこのような方法でコンクリートの隙間から入り込んできた水の処理

を行っています。


そもそも地下水の中にコンクリートの建物を建てるわけですから僅かなピンホールがあっても水は屋内へ

侵入してきます。


建てる方からすれば建物の中に水が侵入してくることは致し方のないことと考えています


しかし素人の方は例え地下室であっても外部の水が建物の中に常時漏れてくるのはとても理解できないと

いう事になります。


そういう事からほとんどの建物は地下室の壁を二重壁仕様にして入り込んでくる水をポンプで排水すると

いう方法がとられています。


しかし、たとえば当初は地下室は使用しないから多少の水がしみ込んでも構わないとしていたのに、後日

に新しく部屋にするからなんとか水を止めたいという場合、また、当初は切り付け部分からは水が漏れて

こなかったのに最近になって地下水が侵入してくるようになった等の場合に止水の依頼があります。


この切り付けの部分はコンクリートの継ぎ目になりますから時間の経過とともにひび割れることは仕方の

ないことなのです。


フロッグでこの隙間に低粘度タイプの水中硬化型エポキシ樹脂を注入します

止水の場合はわずかな隙間でも水圧で屋内に侵入してきますから絶対に注入の隙間を造ってはいけません


その為にひび割れた個所に溝を作ってその中からひび割れに注入していきます

仮にひび割れの中に樹脂が侵入しなくても表面に近い個所に溝を作っていますから、その中に樹脂が充填

されていれば完璧に止水はできます。


このような方法をフロッグ導入路工法と言っています


止水に困っているのならこの方法を試してみたらいかがでしょうか