低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

引き渡し直前の高等学校と『うたうま君』

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昨年の10月からこの建物のひび割れを注入してきましたが、今回の室内の間仕切壁のひび割れ注入で最後となりそうです

来月には引き渡しなのですから今が一番仕上げに忙しい時です

生徒たちも体育館が新しくなって嬉しいと思います

建築に関わっている人たちの一番の喜びは使う人たちの嬉しそうな顔を見る事だと思います

今、外国の高速鉄道の改修工事のフォーラムで橋梁のひび割れに我がフロッグが紹介されるとのことで緊張しながらその挨拶のビデオ作りをしています

物づくりをしているとお金儲けよりも自分が考え出した商品が多くの人に評価されて実際に現場で使用されると言う事により幸せを感じます

それはお金は大切ですがそれなりに適当な方が安心できると思うのは生来の貧乏性なのか

話は変わりますが、前回にカラオケ用の自己音声確認機なるものを開発していると報告していましたが、昨年の末にコロナ対応と言う事で審査が早くなり特許が下りました

更に『うたうま君』という商標も今月に登録されました

第一興商 DAM にて歌う人に対してうたうま君という商標を取っていたのですが私の場合は音声機器の名称をうたうま君で取得できました

歌う時に出る唾の飛沫を殺菌して更に吸引して殺菌して排出する機能を持ったヘッドホーンタイプの骨伝導補助器具ですが・・

今年の夏に参議院選挙がありますがこの時の候補者の方達にこのヘッドホーンをつけて演説して欲しいとこれから広めたいと思っています

いえ・・・候補者にカラオケを歌えと言う事ではなくこの器具を使って演説をして欲しいのです

マスクでは音声の通りが悪いし、第一表情が見えないのは致命的でしょう

フェイスガードは表情は判りますがマイクの位置が下になり声がこもってしまいます

それにあまりかっこよくはないよね

 

我がうたうま君は先端にワイヤレスピンマイクをつけていますから、マイクを持たないでも音声をスピーカーに飛ばすことができます

ハンドマイクは表面がネットのために殺菌が完全にできないのが不安ですがうたうま君は殺菌マットの表側に取り付けられていますから飛沫の殺菌は必要ありません

 

さて・・・選対事務所はどう反応するのか楽しみです

候補者でこんなもので差別化ができるならどうぞご検討ください

ご協力しますよ

 

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  今日はこれまで・・・おやすみ・・・

 

コンクリートのひび割れを気にする建物は長持ちする

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都内の各大手運送業者が集まるトラックターミナルの中の建物ですが、前回の震度5の地震のせいなのか新しくひび割れが発生しています

この直ぐ近くのモノレールは脱線したとかで都内では大きな話題になりました

この建物の中は特殊な大型バスの駐車場なのですがこの特殊車両は水を大変に嫌うそうでひび割れの間からの漏水は早めに防水する必要があるそうです

今回は一切の漏水を出さないために発生したひび割れを室内側からと屋外からの両方からフロッグで低圧注入をしています

注入後は高圧洗浄機で水漏れがないかを確認しています

屋内から注入した後に樹脂が外に漏れ出しているひび割れについてはひび割れの隙間が注入によってエポキシ樹脂が埋まっているので完了とします

外側のひび割れに樹脂が漏れ出していない箇所はひび割れが裏表に貫通していないのか

もしくはエレベーター室のように内側のひび割れからは注入施工できない箇所なので外側からもフロッグで注入しています

コンクリートに傷がつかないようにフロッグを取り付けたりひび割れをシールしているのは剥離性のシール材です

更にコンクリートに剥離シール材の油脂分が染みないようにシミナインというものを事前に塗布しています

学校の改修工事などはひび割れを補修した後には必ず仕上げの塗材を塗りますから下地の汚れは気にしませんが今回のように我々の施工後は大掛かりには塗材を塗りません

出来るだけ傷をつけないように汚れないようにしています

但し注入した樹脂がひび割れに沿って黒く染みてしまうのは防ぎようがありませんから塗材で補修してもらいます

下の写真がそのままの完成状態です

今回は建物が新しいために表面に何か塗料を塗るようです

 

ひび割れを放置すると次のような段階でひび割れた付近のコンクリートは中性化してコンクリートは脆くなってしまいます

1,ひび割れから白い色のいわゆるエフロが流れ出してきます(遊離石灰の流失)

2,数か月すると今度はひび割れから茶色い色のものが流れ出してきます(鉄筋のさび汁)

3,コンクリートが浮き上がって脆くなった部分は剥がれてしまいます(膨張した鉄筋で爆裂)

このそれぞれに到達する期間は建物付近の環境によって大きく違ってきます

海のそばのようなところは塩害もあって極端に早くなるようです

ひび割れの中に湿気とか空気(酸素)が通るとコンクリートはアルカリ成分から中性化となります

コンクリートはアルカリ成分だから鉄筋を包んでも錆びないのにひび割れからの酸素と湿気が入り込んで中性化してしまうと内部の鉄筋を酸化させてしまいます

コンクリート構造物に発生するひび割れを気にして直ちに正しい補修をするとその構造物は長持ちするし外観の価値も下がらないと思うのです

 

ひび割れを気にしてくださいまっせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休み中の高校の体育館改修工事

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久し振りのブログ更新です

8月と9月は県立高等学校の体育館の改修工事に参加していました

今月は高等学校の道路向かいにホテルがありそのホテルに連泊して工事をしていました

この町は歴史遺産がある街でとても静かできれいな山間の街です

一週間以上も滞在していると町の雰囲気が良くわかります

今のホテルは朝食はあるけど夕食は無いとか夕食は弁当にしているとかコロナが発生してからホテルの様子もだいぶん変わりました

夕食が無いなら皆で飲みながら夕食をという昔のパターンは全く無くなりました

近くのスーパーで弁当を買ってホテルの部屋の中で一人でテレビを見ながら食べるというまったくつつましい生活です

仕事に専念できると言えばそうなのですが仕事は嫌いではないけれどそればかりで他に何もないとなると人間は行き詰まってしまう

この街には広い大きな運動公園が山の上に有って仕事を早めに切り上げて広い誰もいないグラウンドでウインドミルの練習です

今年のシニアの都大会が雨で延期になり10月になりましたのでそれまでにじっくりと投げ込んでおきます

校舎の壁面のひび割れ注入工事が私の専門の仕事なのですがこの県は低圧注入が盛んで公的な改修工事には必ずひび割れ補修があり低圧注入の技術も他県などよりは遥かに技術が進んでいます

役所の建築課の方達も低圧注入についての知識は半端ではありません

建物を大事に長い期間使うのだというこの県の担当者の気持ちがひび割れについても拘って改修工事をしている事が現場にいて良くわかります

東京都は解っているのかい?

練馬区の本庁舎のひび割れを工事している時に施設の担当の方が区長はこの建物を100年持たすと言っているからしっかりひび割れを調査して・・・・なんて言われたこともあったにはありましたけど

学校なんてひび割れ補修は表面を削り溝を造りUカットしてシーリング材で補修するなんて未だに原始的な事をしているようでは建物は長持ちしないですよ

この県は私の低圧注入器具『フロッグ』も設計指定になっていて嬉しく感謝してます

自分で造り上げた製品を自分で現場で施工してそして誰にも邪魔されないで黙々と仕事ができることに本当に感謝しています

いい仕事をしますよ任せて下さいませ

ひび割れの幅には適合した硬さの樹脂が必要なので超低粘度型のエポキシ樹脂から注入を始めて、フロッグにそのエポキシが無くなったら次の硬さの低粘度型のエポキシ樹脂を追加注入をして更に無くなったら最後の仕上げは中粘度型のエポキシ樹脂を注入してそして完了です

低圧注入はトコロテンの突き出しと同じで表から樹脂を入れると裏側に樹脂は押し出されますがひび割れの中にはエポキシ樹脂は残っています

10月にもまたこの好きな街に来ます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱海の土石流には言葉もありません

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今回に土石流が発生した熱海の山間の谷には写真のような土石流防止の堰堤は無かったのでしょうか

あったとしてもそれを遥かに超える土石流の量だったのでしょうか

自然環境は今までと大きく違っています

今回の土石流発生の検証は詳しくやって欲しいですね

 

写真は土石流の発生の可能性があるところに設置される土石流防止の堰堤です

私共はコンクリートのひび割れ補修の専門業者ですがこのような県境の道もないようなところに所に造られている堰堤のひび割れの補修も行なっています

最近はこのような土石流防止の堰堤は国からの発注が少なくなったと聞いています

たしか民主党政権の時にダムをはじめこのようなものまで予算が少なくなり発注が少なくなったと聞いています

この堰堤は山の上から土砂が山間の谷を伝わって市街地に流れ込むのを防ぐ役目をしています

山間の谷にコンクリートで写真のような仕切りを造り土石流の流れを止めるものなのです

このような堰堤にはコンクリートの中に原則的には鉄筋は入っていません

長年の間にコンクリートのひび割れから湿気等が内部に侵入し鉄筋を腐食させてコンクリートを中性化して強度が落ちるのを防ぐために鉄筋は入っていません

コンクリートを一体で造りその重さで谷に固定して土石流を止めると言うものなのです

ですからこれだけの大きさのコンクリート構造物でも誘発の目地などはありません

このコンクリートにひび割れがが入り貫通してしまうとその重量が変わってしまいます

例えばこのような堰堤が真ん中でひび割れを起こして貫通してしまうとその重量で土石流を止める力は半分になってしまいます

羊羹に例えれば一つのものを半分に切ったものと同じ形になります

 

補修はコンクリートの倍ほどの強度のエポキシ樹脂を微細なひび割れの中に注入してひび割れを固定して元の強度に戻します

堰堤の注入は手間がかかりますがその強度は我々補修する人間の技術にかかっていますから基本通りに一番柔らかい超低粘度型の樹脂から時間をかけて注入をしていきます

日本にはこの低圧注入を生業にする業者は数えるほどの人しかいませんが例え生業としていなくとも目的はひび割れの中に確実に樹脂を充填するのですから少なくとも反対側から樹脂が漏れてくるまで注入をして欲しいと思います

結果が見えない仕事だからと言って適当では今回のように大惨事になる可能性もあります

被害が少ないという事と早く普及する事を祈っています

 

カラオケ店は休業でいいの

 


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今月の中旬にやっとこの自己音声認識器の知的所有権の権利が取れました

これからは遠慮なく皆さんに公開できると言う事になりました

まだ試作品の段階なのですが既に通信カラオケのメーカーにはカタログ等を送っていますが今のところ何んの反応もありません

 

カラオケボックスが何故休業となっているのかは飛沫感染の可能性が大きいという理由だと言われていますがその原因は何でしょう

 

まず歌う時に喋る以上に飛沫が飛ぶという事そして各部屋が狭くて換気が非常に悪いという事が大きな要因だと言われています

では何故この要因を解消しようと言う努力をしないのでしょ

素人の私にはあまり理解できませんが窓を増やすとか間仕切りを取っ払うとかには大変な費用が必要だからなのでしょうか

例えば狭い部屋の隔壁を取り外して隣の部屋と一緒にしてしまえば部屋は広くなるし換気扇も二つになるわけですから少しは解決すると思うのですが

そして飛沫を少なくするにはこの写真にあるような口元にポップフィルターのようなものを取り付けてその内側に殺菌マットを取り付ければ飛沫が出た瞬間に殺菌はできます

マイクの消毒が原因ならこの殺菌マットの外側にワイヤレスのピンマイクを取り付ければマイクは持たないでいいし殺菌の必要も頻繁ではなくなります

今回に開発したコロナウイルス対応自己音声認識装置は飛沫を殺菌マットで殺菌するだけではなく音声を耳に伝える導入路管の途中には換気ファンをつけていますから飛沫ははみ出さないように吸引の機能もあります

 

例えば理研の富岳のようなコンピューターでこの器具で歌った場合にどの程度の飛沫が防げるのかを調べるとより安心な材料となると思うのです

例えばわが社のカラオケボックスは他店よりもはるかに感染予防には配慮しています

更に科学的にも飛沫の減少には証明されています・・・・・等で他店との差別化はできると思うのです

 

カラオケ業界の二番手とか三番手の会社にとっては逆に今はチャンスだと思うのです

私自身もゴムのメーカーに勤務していた時に研修で弱者の戦術なんてことをさんざん教えられましたが定年になるまで期待通りとはなりませんでしたが

言えることはこれで満足と思ってしまうとそれで戦いは終わるという事だと思いますね

 

困ったときに色々と工夫したり開発したりすることで科学は進歩するのですからぜひ努力をして欲しいと思いますね

努力をしないでもコロナ感染が治まるまで国の言いなりで良ければそれはそれでいいのですが口惜しいと思いますね

問題を克服するから人間なのです

 

この商品はいずれはクラウドファンディングで本格的に生産したいと思っています

自己音声認識のヘッドホンでどの程度歌が上手くなったかは、今の時にテレビ等でユーチューブのカラオケを出してこの骨伝導補助器具で練習しておくといずれカラオケ店が開いたときに精密採点で高得点になるかも・・・ね

 

苦境のカラオケ業界に少しでも助けになれば

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本日特許庁からこの製品の特許証書が送られてきました

これで特許証書は5枚となりました

この他に意匠登録とか商標とか一体幾ら弁理士さんに支払ったのでしょう

サラリーマンだつた私がいかに無駄にお金を使ったのかという事が振り返るとよくわかります

 

特許については日本と欧米との大きな違いは特許の権利を技術移転として売り買いをしないのは日本の特徴なのです

アメリカなどは今回のように特許が下りると有力なものについては直ちに関係の企業から買い取りとか権利の話があるそうです

真似をしてその権利に抵触すると莫大な賠償金が請求されると言うアメリカ特有の社会性があるからだと言われています

日本の場合は殆どの場合は権利の売り買いはありません

日本の企業では仮に特許商品で売れている商品があると、その商品と似たものを作って更に権利を侵害しない構造にすると言う技術者が優れた技術者と言われて評価されるのが通常なのです

数年前にりそな銀行がりそな中小企業財団を作りいずれ日本も技術移転は頻繁に行われるとこの財団で始めたのですが全く商売にならないと嘆いていました

日本人の国民性なのでしょうね

大企業が個人の特許を買って儲けるなどはメンツにかかわると思っているのでしょうね

フロッピーディスクを日本人が特許を出して取れたら直ちにアメリカの超大手のメーカーの副社長がアメリカから飛んできて直ちに契約したとかの話は有名ですよね

そんなことは日本では絶対にありえないことです

物づくりの姿勢が基本から違うのだと思います

今の生活の中で日本人が考え出したものは何かあるかと見まわしても殆どないのはこのようなモノづくりの考え方が違うからだと思う

電話、テレビ、スマホ、ラジオ、洗濯機、掃除機、食器洗浄機、エアコン、ズボン、FAX、計算機等々そしてECMO、CTスキャン、医療用ロボット、車、飛行機・・・

日本発のものは何もないよ、技術立国ではなかったのかい・・

 

今回のコロナ対応音程矯正訓練機はべつに訓練はしなくてもピンマイクをつけてカラオケで普通に使用できます

マスクをしてまたは外して歌うよりもこの器具を使って歌えば飛沫は直ちに殺菌できるし丸い反響版からはみ出そうな飛沫は吸引ファンで吸い取って殺菌してくれるし

カラオケボックスで従来のマイクを使わないでこのピンマイクを使うと消毒もそんなに頻繁には必要はないし第一マイクを触らないから感染予防にはベストだと思うのだけれど・・・

この商品の商標は「おんちぃ君」とか「うたうま君」とか「うまうた君」とかで申請していてまだ審査は降りていませんが決まり次第商標登録ができます

 

さて、これからどんな方法で普及させるのか今は考え中です

 

 

コロナ対応のカラオケ用音程矯正訓練マイク

 

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煙を向けると吸引ファンに引き込まれて導入路筒に流れていく



やっと知的所有権の特許が下りました

まだ試作品程度でどこにも誰にも売り込んでいません

この製品はコロナウイルスの一般に言われている習性を利用してカラオケ等でできる限り感染しないようにと考えて造っています

 

コロナウイルスは人間の体の中に入るには保菌者が喋る時とか歌う時に出る唾の飛沫に乗っかって誰かの体内に入り込みます

例えばウイルスは鼻の穴からふぁふぁと突然飛び出して空気中に漂いながら人の体に入るようなことは殆どありません

だから空気感染はしないのだと言われています

この器具は歌う時に出てくる飛沫を口のすぐ前にある反響版に取り付けられている殺菌マットに付着させで直ちに殺菌します

更に反響版からはみ出る飛沫についても導入路筒に取り付けられている吸排気の換気扇を取り付けていますから呼気と一緒に吸引します

そして換気ファンに取り付けられた小さな殺菌マットで更に殺菌して呼気を外に排出します

 

医療器具ではありませんからコロナウイルスを確実に排除できるというものではありません

今はマスクがベストとされていますが少なくともマスクよりははるかに感染予防になるのではと思って作っています

カラオケの場合はマスクをしたままでは歌えないし、マイクだって確実には消毒はできないし・・

この器具にはピンマイクを取り付けていますからマイクの消毒は必要ありません

 

この器具の本来の目的は骨伝導補助機なのです

例えばコーラスなどの場合に大勢の人たちの中で歌う時に自分が発している音程が他の人の声でかき消されて自分自身の音程が解らない場合があります

また、伴奏の中のメロディーに自分は合わせて歌っているつもりでも他人が聞くと例えば半音下がっているとか上がっているとか少しずれていると言う場合があります

人間はメロディーを耳で聞き脳に伝えてそして喉を震わせて音程にあった音声を出して更に骨伝導で耳に伝えて確認して歌っています

この骨伝導には人によっては耳に伝えることが優れた人とそうではない人がいます

つまり歌が上手な人はこの骨伝導が優れていて、そうではない人は自分が出している音声の伝わりがあまり正確ではないのでメロディーからずれていても本人にはわからないという事らしいのです

時々見かけますが歌う時に掌を耳に当てて歌う人がいますがこれは自分が出している音声をより大きく聞きたいと言う仕草だと思います

自分が出している自分の声を大きく自分の耳に届ければメロディーと合っているかずれているかが良くわかると思うのです

この器具は自分の出した声を反響版を通じて導入路の中を通り直接自分の耳に届けます

一般的には自己音声認識装置と言われています

私などは骨伝導の性能が悪いのでなんとか精密採点で点数を上げようとこんな風な機械作ってみました

たいして点数は上がらないけれど人によっては急激に点数が上がる人もいます

 

量産の製品化はもう少し後になりそうです