低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

ひび割れの注入工事は確実に

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年度初めはフロッグの出荷も工事も暇になってきました

今、この低圧注入工法の材料から施工までの詳しい内容の小冊子を作っています

記事の中の1/3はこのブログの中から抜き出して転載をする予定です

全くの素人の方にも解るようにできるだけ解りやすく解説しています


困った誰かのためになると良いと思います


大袈裟になりますが、折角この世の中に生まれてきたのですから「あの人はこんなものを残していった

よ・・」と言われるようなものをできるだけ多く残して置きたいのです。


えっ? いえいえ・・まだまだ飽きるほどの長生きはする積りなのですが


さて、写真は少し前の工事ですが建物は供給公社の共同住宅ですが、2年目の検査で発生しているひび割

れの補修です。


施工後は大掛かりには塗装はやりませんので、できるだけ施工跡は汚さないように気を付けて注入してい

ます。


当然のことですが最初は超低粘度型を注入して樹脂が無くなったら次の硬さの低粘度型の樹脂を注入して

います。

裏側にはポードが貼ってありますから多少は樹脂が漏れ出しても問題はありません


このように比較的新しいひび割れの場合はひび割れの中に遊離石灰などは流れ出していないので樹脂は

よく入ります。


ひび割れは見つけ次第直ちに注入することが結果的には良い方法なのだと思います

ひび割れの中に雨水が侵入したりして何か影響が出てから施工するというのが一般的なのですが、このよ

うにクレームになっていなくても検査の時にひび割れを発見したら直ちに補修するというのが良い結果に

なると思います。


役所にもひび割れを隠すよりも事前に報告して直ちに補修をしましたというのがより信頼されると思うの

です。


ひび割れの発生は見方によりますが、鉄筋コンクリートの宿命と言えないでもないと思うのです

決して一概に技術技術不足とか必ずしも施工不良とは言えないのですから早めに報告して早めに補修する

というようにした方が信頼を得ると思うのです。


突然ですがひび割れの発生と不倫と似てません・・・・・?


最近、不倫というといかにも凶悪犯人みたいにメディアも盛んに犯罪者のように煽り立てまが


不倫とか二股とか言わないで恋多き人と表現するとなんだか・・いいんじゃない・・って思えませんか


ひび割れ発生も一概に手抜きと決め付けての犯罪ではありません


ひび割れることによって取りあえず建物の動きを吸収するのですよと言ういい方も間違ってはいないと

思うのです。


浮気は男子の性(さが)でひび割れは鉄筋コンクリートの宿命・・・

どちらも迷惑をかけるのは特定の人達・・・。



蠍の性というアメリカの寓話があります

蠍が一度でいいから川の向こうのネオンが輝いている街に行きたいと毎日岸部で夢を見ていました

ある日岸辺にいたら目の前をカエルがすいすいと泳いでいます

「ねぇ・・カエルさんお願いだから向こう岸まで背中に乗せて行ってくれませんか」

「ばか言うんじゃないよ、背中にあんたを乗せたらその毒針で私を刺すでしょう」

「いえいえ、とんでもない、私は泳げません、あなたを刺すと私も溺れて死んでしまいます、そんな事

 絶対にありませんよ」

気の好いカエルは余りにも熱心に頼むのでまさか刺すことはないだろうと

「ああ、いいよ乗んな」

「ありがとうございます、恩に着ます」

「昔から対岸に行くのが僕の夢だったんです」

川の真ん中まできた時に突然カエルが 

「あ・あっ痛い、なっなぜ刺すのだ・あんたも死ぬぞー」

蠍は悲しそうな顔をして

「そうです、でもどうしても刺す事を我慢できなかったのです、私の性なのです・ごめんなさい」

「・・・・・・」



話に無理があります・・・よね。  全国の奥さんごめんなさい 私は蠍なのです