低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

マンションのひび割れ補修

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マンションの天井面のひび割れ
クロスに膨れが発生して剥がしてみると0.4㎜幅のひび割れが発生していた。
ひび割れが天井裏まで貫通しているためにひび割れの中に空気の流れがありクロスを押し広げたと推察。
いつ頃から発生したのかは不明。
クロスが膨れてミミズが這うようになったことがコンクリートのひび割れとは気がつかなかったと言う事で調べたのが遅かったとのこと。
ひび割れた部分の表面に小さく欠けたような形跡が数箇所見られるのでかなり前からのひび割れではないかと推察される。
この部屋は7Fの角部屋なのですが8F、4Fも同じ角部屋の殆ど同じ位置でひび割れが発生している。
ひび割れに一定の方向性があるので構造的な要因が考えられます。
 天井のひび割れの場合もフロッグは下の方向から注入が可能です。
低圧注入器具によつては上からしかできないものもありますがこの器具の場合は十分に対応できます。
超低粘度の柔らかいエポキシ樹脂を下から余分に注入します。天井裏に樹脂が溢れても殆ど問題はありませんので推定量以上を注入します。
注入後時間が経つと樹脂は下のほうに戻ってきますが、下は漏れないように仮止めシールでひび割れを目止めしていますので樹脂はひび割れの中で満杯になり硬化します。
完璧になります。
わざわざ階上の部屋のフローリング等を剥がす必要はありません。
 エポキシ樹脂は硬化してしまうと人体にはまったく影響がありませんが、硬化以前の状態の時の臭いには赤ちゃんなどには多少影響があります。換気が必要です。
数年前からエポキシ樹脂は環境ホルモンに影響がある樹脂だといわれ始めています。
そういえば長年に渡ってエポキシ樹脂を扱っている私も最近はなんだか色っぽくなってきたような気がします。
鏡に写った自分のお尻が色っぽく見える時があるもんね・・・・不安。
 冗談、冗談ですよ。うっふうん。
 今日はこれまで