低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

浅草寺横のマンションの場合

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今週は浅草の浅草寺横のマンションの床のひび割れ注入です。
 
いつも思いますが、浅草のこの界隈は観光客が多いせいか街がのんびりしていると思います。
 
私だけがそう思うのでしょうか。
 
外国人も多くて、いつもにぎゃかないい街だと思います。
 
もっとも、渋谷駅あたりだと坂はあるし、人は多いしで、人力車を動かしてたりしたら、邪魔で仕方ないものね。
 
 
修学旅行の生徒たちを見るとまるで遠くの観光地へ来たようです。
 
 
 
駐輪場と駐車場に0.3mm幅程度のひび割れが発生しています。
 
建築後3年程なのですが、ひび割れが発生したのは昨年、隣にできたマンションの基礎工事のときに発生したそうなのです。
 
そうなのです、今回は隣のマンションを造った建設会社からの発注なのです。
 
 
時々、このようなケースがあります。
 
前回は都の公共の建物でしたが周りにある住宅の1軒だけに塀の壁にひび割れが発生したとかで、注入をしま
したが、こんなときにはこちらも色々と気を使います。
 
どちらの立場になってもそれぞれの言い分は理解できます。
 
 
施工方法は駐車場を早く開放するということで仮止めシールは速乾性のもので施工します。
 
翌日には撤去して完了となります。
 
 
ただし施工跡は写真のように残りますので、事前に汚れると言う事の了解をもらうことが大切なのです。
 
この後に左官屋さんで表面を補修して完了です。
 
この床の下は防火用水のピットになつていますのでコンクリート厚さは200mm程度。
 
したがってこのひび割れ注入に必要な最低量は1m当たり60ccとなります。
 
1m当たりにフロッグを4個取り付けていますから計算上では1コ当たり15ccでOKなのですが・・。
 
実際は2度の注入を繰り返していますから推定量よりは倍ほどは注入したということになります。
 
地下のピットの中に落ちているのかとも思います。
 
 
今回の仕事も何事も無く無事に終わりました。
 
来週はマンションの天井となります。