低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

マンションの天井はモルタルで補修していますよ

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一般にマンションの天井はコンクリートの上に薄くモルタルで補修をしています。

クロスを貼る場合には下地調整の工程としてコンクリートに薄くモルタルを付けるのです。


二枚目、三枚目の写真はその薄いモルタルが浮いているのでしょうか部分的にひび割れが発生していま

す。


コンクリートのひび割れの場合はこんな風に短く、しかも真ん中にあるようなことは殆どありません



器具を取り付けるときはシールした箇所以外のひび割れは見えなかったので、超微細な0.05mm程度のひ

び割れが低圧の力で広がったのか、もしくは浮いている部分が圧力で割れたのかも知れません。


本当に最初からひび割れはなかった?


け、決して老眼だから見えなかったのではありませんよ。

だってこの眼鏡はばい菌が見えるほどの優れものなのですよ・・・100円ショップで探したのですから



このような症状は古いマンションに見られる傾向があるのですが、この薄いモルタルが躯体のコンクリー

トから剥がれて浮いている場合には今回のように注入によってひび割れが発生する場合があります。

浮いている隙間に樹脂が入り込み圧力を掛けるために発生することですが、結果的には接着を完全に行う

のですから問題はありません。


広くモルタルが浮いていることが最初からわかる場合はモルタルを剥がしてから改めて樹脂モルタルを薄

く仕上げるのが理想的だと思います。


ただし新築の場合に殆ど気付かない程度の小さな面積で、しかもこの写真のようにひび割れが発生してい

る場合は低圧注入工法で充分に解決できます。


たまに見かけるのですが、こんな場所でも振動ドリルで穴を開けて浮いているモルタルを固定しようとし

た形跡を見る場合があります。

厚さ5mm程度のモルタルにドリルで空けて・・・どうしょうというのでしょう。

仮に注入できたとしても、その圧力でモルタルはやればやるほど浮きは広がっていく事でしょう。


こんな場所の施工方法にも特に決まったものがないのために、外壁のモルタルの浮き注入と同じ理屈で

施工するのでしょうね。

音とか粉塵には入居者の方はたまったものじゃないですね。


手間がかかっても浮きが広い場合は、浮いているモルタルを剥がして左官屋さんで再度下地調整をお願い

しましょうよ。




話は変わりますが明日から山梨の石和でおじいちゃんの甲子園が始まります。

そうなのですシニアソフトボールの全国大会なのです。

91チームが参加するのだそうです。

なぜか、私も監督推薦で参加するのです。

ウインドミルをはじめて34年目ですが初めての経験です。


ルーチョンキです。


緊張しているという意味です。